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ISBN 10 : 4087817687
Content Description
ある休日、夫が原因不明の激しい腹痛に襲われた。病院でどれだけ検査を行っても原因は特定できず、ただ時間ばかりが過ぎ、彼はどんどん衰弱していく。入院から三ヶ月後、ようやく告げられたのは「原発不明がん」の可能性、そして夫の余命はあと数週間ではないか、という非情な事実だった。この「原発不明がん」とは、いかなる病気なのか?治療の断念、退院と緩和ケアの開始、自宅での看取り。発症から夫が亡くなるまでの約百六十日間を克明に綴るとともに、医療関係者への取材も行い、治療の最前線に迫ったノンフィクション。
目次 : 第一部(発病と焦燥/ 診断と転院/ 治療と断念)/ 第二部(保雄のこと 私のこと/ 退院 そして緩和ケアの開始/ 在宅介護/ ベッドのかたわらで/ 最期の時)/ 第三部(永遠の別離/ 喪失感と罪悪感/ 原発不明がんとは何か/ 医療従事者から見た実態 都立駒込病院編/ 医療従事者から見た実態 住宅緩和ケア編/ T医師からの返信)/ 第四部(寄る辺なき日常/ 希少がんセンター)/ 終章
【著者紹介】
東えりか : 1958年千葉県生まれ。書評家。信州大学農学部卒。動物用医療器具関連会社で勤務の後、1985年より小説家・北方謙三氏の秘書を務める。2008年に書評家として独立。2011年から2024年までノンフィクション書評サイト「HONZ」副代表を務める(現在閉鎖)。日本推理作家協会会員。『週刊新潮』『小説新潮』『婦人公論』『本の雑誌』『公明新聞』『日本経済新聞』で書評を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
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しゃが
読了日:2025/12/02
よっち
読了日:2025/12/04
coldsurgeon
読了日:2025/11/05
坊っちゃん
読了日:2025/11/05
peco
読了日:2025/11/18
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