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ラストドレス(仮)早月葬儀社被服部の奇跡 Php文芸文庫

来栖千依

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569901961
ISBN 10 : 4569901964
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
March/2022
Japan

Content Description

失恋のショックで東北・弔井町の崖から飛び降りようとしたファッションデザイナーの糸花は、葬儀社の若き社長・早月霜に助けられる。彼は、故人が葬儀で着る服を作る“フューネラルデザイナー”として働かないかと糸花を勧誘して―。憧れのワンピース、着ることができなかったウエディングドレス…そこに込められた故人や家族の思いとは。大切な人の旅立ちのために、特別な一着を作る葬儀社を描いた感動作!文庫オリジナル。

【著者紹介】
来栖千依 : えんため大賞ビーズログ部門の優秀賞を受賞して2018年デビュー。少女向けライトノベル、キャラクター文芸、ライト文芸を中心に活動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • coco夏ko10角

    色々あって東北にある早月葬儀社で故人が身につける衣装を用意するフューネラルデザイナーとして働くことになった糸花。葬儀に関して無知だった糸花の勉強、遺体との対面、遺族とのやり取り…。気になり始めていた霜がエンバーミング処置をしているところを見た後の変化。後半の展開に自分でも色々思い出してしまって。糸花のキャラが軽い感じなのがちょっと気になるけどいい作品でした。脚本をうまくやってキャスティングがはまればすごくいい映画が出来そう。

  • うさっち

    故人が葬儀で身に着ける衣装=白装束のイメージしかなかったので新鮮でした。葬儀社が舞台ですが重すぎず軽すぎずでちょうどよかった。ただ主人公が恩人でもある上司に対してずっとダメ口だったのがもやもやしました。

  • すみっちょ

    「東北の港町」という記述と作者さんが秋田県出身在住ということで、震災が関係してそうだとは途中から少しずつ想像がつきました。早いとか遅いとか関係なく、あれから確実に10年経ったんですよね。自分のこの10年を思い返してしまいました。物語の内容としては良くも悪くもあっさりな感じ。主人公には特に嫌なところもなく、出てくる人達も善人です。葬儀や湯灌についての知識も広がりました。一点だけ、糸花が最初からタメ口なのが気になりました。仮にも上司で雇い主なのだから、せめて業務中は敬語がいいのでは。シリーズ化するかな?

  • おさと

    参考文献を読みたくなった。

  • しおん

    綺麗な装画にジャケ買い! 葬儀社の被服部で働くことになったデザイナーの糸花。 たくさんの死が身近にある仕事ながら明るい主人公目線でライトめに描かれているので読みやすい。 様々な見送り方、エンバーミング処置や湯灌師など専門的な内容も知れて良かった。

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