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女神の棲家 Th Art Series

村田兼一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784883754168
ISBN 10 : 4883754162
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

女の子たちは、少女の装いのままそのイメージの殻を圧倒的に破り、
まさに「女神」のように美しく佇んでいた。
エロスとタナトスの力によって、
閉じた少女性から解放されるような気持ちよさがあった。
――大槻香奈(美術作家)

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「眠り姫」「パンドラの鍵」「さかしまのリリス」「少女観音」「天使集」、
そして「月の魔法」と、
類のない禁忌の世界を表現し続けている村田兼一。

魔術的なエロスやタナトスと、御伽のような叙情性が混交する少女の世界は、男女問わず、多くのファンを惹き付けている。

この「女神の棲家」では、歴史から葬り去られた女神たちに思いを馳せ、現代の少女にその姿を重ね合わせる。

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信仰の対象から外れた女神たちが人との係わりを失い、
古びた社の中でひっそりと暮らしている姿を想う。
数百年数千年の時を経て独り遊びをする女神たちは、
時に天上の音楽を奏でたり、子宝祈願で女陰を開帳してみたりと、
人と歩んできた時を求めて今なお人と寄り添おうとして、
神の真似事をしているのかも知れない。
そんな夢想を描いてみた。
それが私のアニミズム(原始宗教)であり、イコン(聖画)であるからだ。
――村田兼一

◎モデル=七菜乃/森之宮遠子/瑞奈々/柊かえで/ぴぐ★魔女様/琴/小鞠/蜜マリア

※表紙において、タイトルや模様など薄い灰色の部分は、銀箔押しになります。

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 保山ひャン

    大阪の乙画廊で開催の『女神の棲家』写真集発売記念 村田兼一個展で購入。巻頭の村田兼一さんの「現代に生きる女神たちを想う」には、こうある。「信仰の対象から外れた女神たちが人との係わりを失い、古びた社の中でひっそりと暮らしている姿を想う」そうした棲家を覗き見、あるいは個別で歓待されたかのような愉しみに浸れた。巻末に収録の美術作家・大槻香奈さんの「閉じた少女性を解き放つ」は少女側からの視点が示されていてバランスがとれていた。写真は展覧会で直接観るに如くはないのだが、護符を持ち帰るような感覚で写真集を。

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