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切手がとっても高い郵便局で メディアワークス文庫

村瀬健

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784049166255
ISBN 10 : 4049166259
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
村瀬健 ,  

Content Description

天国へ手紙を送ることができるという不思議な郵便局。しかし、手紙を出すには依頼主にとって高額な切手を買う必要があって――。生者と死者。もう会うことのできない者同士が手紙を通して紡ぐ、最期の別れの物語。

【著者紹介】
村瀬健 : 第24回電撃小説大賞《選考委員奨励賞》を受賞し、『噺家ものがたり〜浅草は今日もにぎやかです〜』でデビュー。『西由比ヶ浜駅の神様』が高い評価を得る。放送作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Karl Heintz Schneider

    「天国の愛する人に手紙を送りたければ、青空郵便局へ。」 そんな不思議な広告を目にすることが時々ある。そんなばかな、ひょっとして新手の詐欺?でも、藁をもすがる気持ちでここへ足を運ぶ人もいる。ただし切手代がバカ高い、年収や貯金額によっては百万円を超すことも。でも、手紙は必ず届き、倍の金額を払えば返信が届く。今は亡き人に言いたかったことを伝えることができる。この金額が高いのか安いのか・・・。

  • まる子

    忘れられないあの人はいますか?その人へ手紙を届けたい人は『天国の愛する人に手紙を送りたければ青空郵便局へ』。鎌倉にあるこの郵便局。ある人の切手代は102万円。またある人は26万円、さらにある人は5億円(※返事が欲しい人は切手代は倍になります!)と切手代が違う。この切手代が高いと思いますか?この手紙に救われた人が確かにいました。あなたの人生が変わるかも知れません。さて、あなたの切手代はおいくらでしょう。

  • りこ

    とっても温かいお話だった。そして、とっても切手が高かった(笑)。でも、金額以上に得られるものが確実にあった。死んだあとに、大切な人へ、これからを生きていく勇気を届けられる人になりたい。

  • 栗山いなり

    死者に向けて手紙を送る生者達を描いた物語。一つ一つのエピソードが繋がっているタイプの作品だから繋がりを見つけた時快感を覚えるのと泣きはしなかったが胸を打つものは感じる作品だった

  • とろりんとう

    お気に入りの方が読んだ本。辻村深月『ツナグ』などと同系の死者との対話小説。亡くなってから四十九日までの間なら天国へ手紙を送れるという不思議な郵便局。切手の値段は手紙を送る人の年収や貯金で決まり、かなり高額。死者との文通を通じて生者が生きる力を貰い、各話の登場人物がそれぞれに関わる。どれも良かったが、三通目の祖母へが一番かな。ただ、この系の小説はやや食傷気味ではある。

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