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かっこいい福祉

村木厚子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784865282467
ISBN 10 : 4865282467
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

低賃金、重労働、人手不足…「福祉」は何故、低く見られるのか?「制度」と「現場」を知り尽くした二人が、福祉をかっこいい業界にするにはどうするべきかを縦横無尽に語り合う。社会福祉に携わるすべての人へ、エールを送る一冊。

目次 : 第1章 社会には「かっこいい福祉」が必要だ(行政はJKビジネスのスカウトに負けている(村木厚子)/ 福祉をめぐるふたつのバリア(今中博之)/ 対談 制度のバリアフリー)/ 第2章 困難を抱えた私たちが自立するまで(生きていくにはデザインしかない(今中博之)/ 対談 与えられた環境と努力/ 目標は「自分で食べていく」こと(村木厚子))/ 第3章 福祉の世界で働くあなたへ(対談 これからの福祉を考える/ 「制度にない」を「制度にする」に(村木厚子)/ 「わかりあえない」から始まる福祉(今中博之))

【著者紹介】
村木厚子 : 1955年高知県生まれ。土佐高校、高知大学卒業。78年労働省(現厚生労働省)入省。女性政策、障がい者政策、働き方改革や子ども政策などに携わる。郵便不正事件で有印公文書偽造等の罪に問われ、逮捕・起訴されるも、2010年無罪が確定、復職。2013年から15年まで厚生労働事務次官を務め退官。現在は、津田塾大学や社会事業大学専門職大学院で客員教授を務めるほか、伊藤忠商事(株)、SOMPOホールディングス(株)および住友化学(株)の社外取締役を務める。また、累犯障がい者を支援する「共生社会を創る愛の基金」の顧問や、生きづらさを抱える少女・若年女性を支援する「若草プロジェクト」の代表呼びかけ人として、NPO活動に携わるとともに、住宅確保に困難を抱える者のための居住支援や農福連携の普及に携わっている

今中博之著 : 1963年京都市生まれ。ソーシャルデザイナー。社会福祉法人素王会理事長。アトリエインカーブクリエイティブディレクター。公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会:文化・教育委員会委員、エンブレム委員会委員等。厚生労働省・文化庁:障害者の芸術文化振興に関する懇談会構成員、障害者文化芸術活動推進有識者会議構成員等。イマナカデザイン一級建築士事務所代表。金沢美術工芸大学非常勤講師。偽性アコンドロプラージア(先天性両下肢障がい)。1986年〜2003年、(株)乃村工藝社デザイン部在籍。2002年に社会福祉法人素王会アトリエインカーブを設立。知的に障がいのあるアーティストの作品を国内外に発信する。ソーシャルデザインにかかわる講演多数。グッドデザイン賞(Gマーク・ユニバーサルデザイン部門)、ディスプレイデザインアソシエイション(DDA)奨励賞、ウィンドーデザイン通産大臣賞など受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 大阪魂

    福祉て医療と同じくらい人の生活に関わる思うのになんでか低くみられがち。ほんまおかしい思うけど、社会全体の負担に影響するからなかなか報酬とかかわらへん💦でも少子高齢化の中、ますます福祉は大事!で、これからの福祉に大事なことは「外とつながる」なんやそー!共感支援者だけちごて企業も地域もいろんなとことつながることで利用者により一層寄り添うこともできるし、必要なサービスも改善創出していける!福祉を担う人としては困ってることを感じる心、解決策を説明調整し形にしていける力つけるのが大事なんやて!むちゃ勉強なった!

  • ryo

    福祉だって利益を追求していいし、スタイリッシュであっていい。泥臭さや儲けることへの嫌悪が福祉を停滞させる。なるほどと思いました。 博士の世界では高齢者福祉がメジャー、私の携わる児童や障害はマイナーとのこと。だけど、誰か一つのことしかわからないのはプロとは言えない。福祉のプロになるには福祉以外のめりこめる分野を持つこと。私にとっては法律分野かな。 郵政不正事件で一躍時の人となった村木厚子さん。素敵な人だと思った。

  • のりたまご

    これまでの福祉は家族や関係者などの「共感する人」だけを巻き込んできた、狭い世界だった。障害のある人が主体的に生きるためには、市場や外の世界との繋がりが必要。福祉の世界において、「お金=悪いもの」、一般企業は「利益を追求する悪」であり、社会福祉の職員はお金をもらうことに罪悪感がある。企業側からは、善意を強要され、それを拒否する事への後ろめたさから福祉施設に距離を置く。報酬制度の影で、施設の画一化・平均化は、利用者の「要望」を諦めさせ、働く職員の意思も削いでいく。

  • Yuka

    お二方の対談、すごく面白かった。 キャリア官僚だった村木さんが公務員だったからこそ持っていた時点と、当事者でありかつ経営者でもあって、アートの世界と福祉を繋ぐ取組をする今中さんこ視点がコラボすると、すごく深い、でもものすごく高いところから福祉を考えることができる。 福祉は「気配りのできること」だという表現が、私にとってもすごくしっくり来た。福祉ってどうしても暗い、辛い、大変というイメージがあるけれど、もっと温かみがあって、携わっている人はもっとカッコいいと思う。 私もやっぱりこの業界で頑張っていきたい。

  • komami

    特別支援学校の高等部を見学に行った時、生徒たちの就職が会社の寮の清掃とか、スーパーのレジ?だったり。生活をし、車を買うとか夢をもつことが指導されていた。大事なことだとは思ったけれど、好きな職業についている自分からすると、違和感があった。ネイリストになりたいとか、トリマーになりたいとか、そういう夢をもつことや、実現することはできないのだろうかと。そういう気持ちに「そうだ。そうだ。」と言ってくれたような本。

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