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「ニルスのふしぎな旅」と日本人 スウェーデンの地理読本は何を伝えてきたのか

村山朝子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794811066
ISBN 10 : 4794811063
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

世界中で愛され続ける冒険譚。初邦訳から100年!繰り返し訳され、子ども達を魅了してきた理由に迫る。

目次 : 序章 『ニルスのふしぎな旅』とスウェーデン/ 第1章 大正時代に『ニルスのふしぎな旅』を訳した人たち/ 第2章 『ニルスのふしぎな旅』と文人たち/ 第3章 昭和・戦争期の『ニルスのふしぎな旅』と子どもたち/ 第4章 『ニルスのふしぎな旅』はいかにして誕生したのか/ 第5章 戦後日本におけるさまざまな『ニルスのふしぎな旅』/ 第6章 『ニルス』を訳した人たちのその後/ 第7章 完訳への道/ 第8章 ほんとうの『ニルスのふしぎな旅』/ 第9章 『ニルスのふしぎな旅』で見る日本とスウェーデン

【著者紹介】
村山朝子 : 茨城大学教育学部教授。1958年生まれ。お茶の水女子大学文教育学部地理学科卒業。奈良女子大学大学院文学研究科修士課程修了。お茶の水女子大学附属中学校教諭、常磐大学・流通経済大学他の非常勤講師を経て、2004年茨城大学教育学部助教授、2009年より現職。専門は社会科教育学・地理教育。中学校社会の教科書執筆に長く携わる。主な著書に『ニルスに学ぶ地理教育―環境社会スウェーデンの原点―』(ナカニシヤ出版、2005年。人文地理学会賞・受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ちいくま

    ニルスって文字を見た瞬間、あの歌が流れてくる条件反射。当時を思い出しながら、とても興味深く楽しく読めました。地理読本、成長物語、いろんな顔を見せる名作だけど。子供の時間に「心を鷲掴みにされた」読書や映像体験をしてたことのシアワセ感をアラフィフ終盤の今かみしめてる! 翻訳の歴史を知ってモウレツに再読したくなりました。

  • てり

    タイトルとTVアニメの存在は知っていたが内容は知らなかったニルス。本国スウェーデンでの扱い、日本での受容、かかわった人々のあれこれが紹介されていて興味深く読めた。なかなかの長編のようでスウェーデンを知るためにも是非読んでみたい。

  • 夜桜餅

    図書館の新刊コーナーに置いてあって、「ニルス」の説明だけで一冊?と読んでみたら、とても歴史ある良書だったのですね。「ニルスのふしぎな旅」は子供の頃ずっと本棚にあったけど途中までしか読まなかった…。あまり面白くなかった?? そして今英語版をキンドルに入れてあるけど、ずーっと放りっぱなし。なんか「いつも持っているのに読まない」というふしぎな本です。でもやはり読破しておこう…。

  • ムックホドー 遊星からの物体

    タイトルと挿絵に惹かれ、思わず借りて読んでしまいました。 この本を読むまで、「ニルスのふしぎな旅」という童話があること自体知りませんでした。 しかし読み進めていくうちに見えてくる、「総合教科書」として生み出されたこの物語にいきいきと描かれる、スウェーデンという国の姿。物語の奥深さと躍動感に惹かれた、香川鉄蔵をはじめとする日本人作家たちが「ニルス」の翻訳を通して築いた、日本とスウェーデンの架け橋。 色々な意味で、スウェーデンと「ニルス」を知りたくなる、オススメの1冊です。

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