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宇宙は何でできているのか 素粒子物理学で解く宇宙の謎

村山斉

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344981881
ISBN 10 : 434498188X
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2010
Japan

Content Description

素粒子物理学の基本中の基本をやさしくかみくだきながら、「宇宙はどう始まったのか」「私たちはなぜ存在するのか」「宇宙はこれからどうなるのか」という人類永遠の疑問に挑む、限りなく小さくて大きな物語。〈受賞情報〉新書大賞1位(2011)

【著者紹介】
村山斉 : 1964年生まれ。86年、東京大学卒業。91年、同大学大学院博士課程修了。専門は素粒子物理学。東北大学助手等を経て2000年よりカリフォルニア大学バークレイ校教授。02年、西宮湯川記念賞受賞。07年、文部科学省が世界トップレベルの研究拠点として発足させた東京大学数物連携宇宙研究機構(IPMU)の初代機構長に就任。主な研究テーマは超対称性理論、ニュートリノ、初期宇宙、加速器実験の現象論など。世界第一線級の科学者と協調して宇宙研究を進めるとともに、研究成果を社会に還元するために、市民講座や科学教室などで積極的に講演活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 遥かなる想い

    2011年新書大賞受賞。 素粒子物理学の入門書で あり、数学・物理の世界だが、 解りやすく書かれている のが、素直に嬉しい。 素粒子と宇宙、極小と 極大の世界が繋がっていく…ガリレオが地動説を 唱えてから400年、科学の 進化はどこまできたのか。 宇宙はどうなっており、 どうなっていくのか。 基本中の基本の内容だが、 ついていけない…のが 快感である、そんな読書 だった。

  • ehirano1

    知的好奇心が十二分に満たされました。専門的且つ、難解な内容をここまで分かり易く仕上げた著者と編集者に拍手を送りたいです。

  • mitei

    宇宙の果てを見ようとしてもある一定の場所から先は宇宙が誕生して間もないために何も見えなくなる。そこで物質に備わってる素粒子から宇宙を推察しようというのが本書の内容。今まで益川、小林理論、小柴氏のニュートリノ発見が宇宙史?においてどのような意味をもたらしたのかがよく分かった。

  • ntahima

    本作は2011年 新書大賞に輝き、科学書としては異例のベストセラーとなった。著者は東大卒であちこち回って現在、再び東大の先生。確かにこの手の本としては非常に読みやすい。量子論も現象面は(解るとは口が裂けても言えないが)奇妙かつ興味深い。問題は素粒子の標準模型。素粒子が4×4=16個出てくるのだが、これが全て意味不明のカタカナ名。どの素粒子がどんな性質を持っているのか覚えきれないのに、グラス片手にどんどん頁を捲るものだから、何が何だかさっぱり解らない。初めてハングルを勉強した頃のことを思い出した。再読候補。

  • たー

    これで素粒子物理学を「理解」することは不可能だと思いますが、何となく雰囲気は感じられるかと。(分かりやすく書こうとしている努力は随所にうかがえますが)。ある程度の物理の素養が必要と思われますが、良書だと思います。

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