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韓国軍はベトナムで何をしたか 小学館新書

村山康文

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784098254248
ISBN 10 : 4098254247
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

取材13年。韓国現代史「最大のタブー」に迫った衝撃作。韓国で今、ベトナム戦争時の韓国軍による「ベトナム人虐待事件」を解明しようとする動きが出ている。犠牲者数は9000人以上とも推計されている。しかし、この事件について報じた韓国メディアが韓国軍の退役軍人らに襲撃されるなど、タブーとされてきた。著者は、ベトナムで事件の被害者や遺族の証言を得たことをきっかけに、ベトナム、韓国での取材を積み重ね、真実に迫る。

目次 : 第1章 よみがえるベトナム戦争(憎めない男/ デーブとベトナム反戦運動 ほか)/ 第2章 証言者を探して(取材チーム“ビンディン”結成/ 「ライダイハンを知ってるか?」 ほか)/ 第3章 ベトナム人被害者は語る(大虐殺の村“ビンアン”/ 忘れようにも忘れられない ほか)/ 第4章 韓国軍元兵士に訊く(「韓国の父に会いたい」/ 晩秋のソウル ほか)/ 第5章 「記憶」との向き合い方(三人の訪韓/ 徴兵か、傭兵か ほか)

【著者紹介】
村山康文 : 1968年、兵庫県生まれ。フォトジャーナリスト。立命館大学夜間主文学部哲学科中退。1998年、報道写真家・石川文洋氏に出会い、「ベトナムで石川文洋写真展を見るツアー」に参加。その後、渡航を重ね、ベトナムの社会問題を主に取材。2007年と2009年に、ベトナムでの幅広い活動が評価され、ホーチミン市文化スポーツ観光局から表彰を受けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ようはん

    ベトナム戦争における韓国軍による虐殺を生き残った人々の証言が生々しい。どの証言も防空壕に爆弾を投げ込む、一方的な銃や爆弾による集団処刑等が語られておりその残虐さや平然と殺戮を楽しんでいるように感じる韓国兵の印象に薄寒さを覚える。

  • ののまる

    アメリカ軍による民間人大虐殺(ソンミ村事件)は有名だけど、それ以上に民間人を虐殺していた韓国軍。しかもベトナムと韓国政府の関係から、追求ができず、また声をあげたベトナム人被害者を、元韓国軍兵士たちが貶め攻撃する構図。

  • おっとー

    あまり知られていないベトナム戦争時の韓国軍の虐殺。韓国軍は南ベトナム側で参戦し、主に中部でベトコンを掃討、それに付随してベトコン側と思われる村を焼き払い、村人を虐殺した。現在ベトナム政府は韓国との関係性を慮って事態の解明に前向きではなく、被害者も筆者の取材には応じるものの、どこか語ることを諦めたり、記憶を封印している人も多い印象を受ける。隠れた被害者を見つけ、記憶するための貴重な取り組み。近代の戦争における各国の加害者性と被害者性の両面が明らかになる中、どのように関係性を築けばよいのだろう。

  • Daisuke Oyamada

    あまり認識されていない、 韓国軍のベトナム戦争での虐殺。 ベトコン側と思われる村を焼き払い、村人を虐殺した事実があった。 被害者たちは筆者の取材には応じるが、少し諦めと、封印しなければならない。そんな気持ちを感じる事が出来ることが、逆に虐殺の悲惨さが余計に伝わって来ます。 前に読んだ本を思い出した。 「韓国人に不都合な半島の歴史/拳骨拓史」 十年ほど前、私は外国人留学生数人と歴史問題・・・ https://190dai.com/2023/05/27/韓国軍はベトナムで何をしたか-村山康文/

  • 三田郎

    小学館新書の安っぽいデザインと相まってネトウヨホイホイ本かと思いきや中身はすげえちゃんとしてる

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