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ラモー芸術家にして哲学者

村山則子

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784861826870
ISBN 10 : 486182687X
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

彼の作品を契機とした世紀の論争からラモーの全貌を解明する。フランス伝統のトラジェディ・リリックとイタリア由来の新しいオペラ・ブッファ。両者の影響の下に、旋律を含めた音楽理念の基本に和声を据え、独自の世界を追求したラモー。18世紀フランス知識人を巻き込んだ「ブフォン論争」を軸にラモーの音楽と思想を解明する。

目次 : 第1部 芸術家ラモー(十八世紀の音楽傾向とラモーの経歴五十歳まで/ “イッポリートとアリシー”/ ラモーとヴォルテールとの“サムソン”/ オペラ=コミック嚆矢としての“プラテー”/ その他の舞台作品とラモーの台本作家 ほか)/ 第2部 哲学者ラモー(ラモーの音楽理論書/ ラモーとダランベールとの論争/ 「ブフォン論争」/ ラモーとルソーとの論争/ 哲学者ラモーの晩年)

【著者紹介】
村山則子 : 佐賀県生まれ。東京外国語大学フランス語科卒。放送大学大学院修士課程修了・表象文化論の研究を行う。東京藝術大学音楽研究科修士課程および博士後期課程修了。音楽文芸の研究を行い学位取得・学術博士。また、村山りおんの筆名で詩や小説の創作を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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 ラモーのオペラが作曲当時どのように受け...

投稿日:2021/04/15 (木)

 ラモーのオペラが作曲当時どのように受け止められていたのか、どこがどのように斬新であったのかが、当時の史料や文献をひもときながら、説明されており、なるほどとよく理解できます。  ラモーのオペラは、フランス語が分からなくても、何となく聴いていても十分に魅力的なのですが、この本を読んで、ラモーの素晴らしさがより理解できたような気がします。(フランス語が分からないのは、変わりませんが・・・)

hyogepi さん | 新潟県 | 不明

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