Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• KAZOO

  読了日：2018/10/16

  ほろりとさせてくれるはなしです。私はこの日本の方の話をラジオ深夜便で聞いた覚えがあります。この絵本ではどちらかというと、ロシアに残されたロシア人の妻を主人公にしています。このような方がロシアや中国に結構多かったということなのでしょう。いいはなしですが、子供には難しいかもしれません。

• ☆よいこ

  読了日：2020/12/03

  絵本。終戦後のロシアの小さな村プログレスで出会った二人の物語。クラウディアは５歳で両親を亡くし孤独に生きてきた。ヤコブはスパイを疑われシベリアに抑留された日本人。ふたりは必死に働き、家族になった。しかしヤコブは５０年に別れた家族が見つかり、日本へ帰る。ヤコブを送り出すクラウディアの気持ちを思うと涙があふれてくる。▽音読したら18分。知り合いからのおすすめで手に取りました。

• ♪みどりpiyopiyo♪

  読了日：2019/08/14

  戦争後のロシアで思いもよらない出会いをした二人の40年。ひたむきに生きた二人の愛はかけがえのないものに――　■これは せつない。ちょっと泣いたー。子供達にもだけど、大人にこそ知ってほしい史実です。■「人の悲しみのうえに自分だけの幸せをきずくことはできない」クラウディアの願いは国境をこえ――　私達一人一人が史実を受け止め 行動していかなくちゃですね。（2008年）（→続

• とよぽん

  読了日：2020/06/06

  ロシア革命、そして第二次世界大戦によって過酷な運命を余儀なくされたクラウディアと日本人の兵士(ヤコブ)。二人で力を合わせて生き抜いてきた「家族」だったのに。クラウディアの広い心に胸を打たれる。相手の幸福を思い、自分は再び孤独の身に戻るクラウディア。実話をもとにした絵本だという。無情というほかない。戦争の無情。

• クリママ

  読了日：2018/12/18

  実話を元にした絵本。あまり好きじゃない絵かもと思いつつページを捲るうちにまさにこの本の内容にぴったり合った絵だと思った。「わたしは、愛する人が、いちばん望んでいることをしたい。」「他人の悲しみのうえにわたしだけの幸せをきずくことはできない。」終戦後の朝鮮半島で妻と赤ん坊を残したまま極寒のシベリアへ送られ、収容所から出た後もスパイの嫌疑をかけられ日本に帰ることのできなかった男。ロシア革命後の混乱の中で両親を失い一人で生きてきたクラウディア。今の人たちが忘れている真の愛がある。私だったらと、何度も考えてみる。

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