Books

兄の終い

村井理子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784484221403
ISBN 10 : 4484221403
Format
Books
Release Date
October/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

寝るしたくをしていた「私」のところにかかってきた警察署からの電話は、何年も会っていなかった兄の死を告げるものだった。第一発見者は、兄と二人きりで暮らしていた小学生の息子。いまは児童相談所に保護されているという。兄の人生を終うため、私、兄の元妻、娘と息子が集まりドタバタ劇が幕を開ける。わかり合えなくても、嫌いきることなど、できない。そんな肉親の人生を終う意味を問う。(映画『兄を持ち運べるサイズに』原作)

【著者紹介】
村井理子 : 翻訳家/エッセイスト。1970年静岡県生まれ。ブッシュ大統領の追っかけブログが評判を呼び、翻訳家になる。現在はエッセイストとしても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • あつこんぐ

    今年一番よかった本。『家族』を読んで兄に引き取られた長男がどうなったのか心配していましたが、お母さんと一緒に暮らせるようになってよかった!良一君が学校の友達や先生とお別れする場面で号泣し、里親さんの話で号泣し、文庫版のあとがきを読んでは号泣しと最後は泣きっぱなしでした。お兄さんはお兄さんなりに子供のために頑張ろうとしていたし、良一くんもお父さんのことが好きだったんだなぁというのが伝わってきて良い親子関係だったんですね。しっかりしすぎるくらいしっかりした子ですがこれからはお母さんにいっぱい甘えてほしいです。

  • えこり〜ぬ

    いつもすることだけど、書店でまず1ページ目を読んで、このまま読み続けたいかで買うかどうか決める。すっと入ってきて、もっと読みたいと思い購入。あぁ、映画になりそうだなと思いながら2時間ほどで読了。カバーをよく見たら、映画化!となっていた。家族って、どうしたって離れられないものなんだね。めんどくさいけど、どうしたって大好きだね(人、条件により一括りにはできないけれど基本的には)。

  • すぬぴ

    映画公開直前、SNSで見かけて興味を持った。著者の兄が突然死んだ。なかなかに迷惑系だった兄の、死後始末の話。兄の元妻と一緒に汚部屋の後始末、残された息子の引き取りなど怒涛の片付けと煩雑な手続きを数日で済ませるってすごい。生きてる間は理解できず大嫌いだった家族が、死んだ後では想わない日はないくらい大切な存在になるなんて…家族って本当に不思議だ。映画観よ。

  • でかぴょん

    ★★★★☆

  • うめこ

    塩竈、多賀城、小学校、市役所、住民の皆さんが映像としてどう映っているのかもぜひ観たい。ロードムービーみたいな雰囲気も好きだった。 私が知っている景色を、文筆を生業とする方が初めて訪れた際にどう感じているのかは、とても新鮮で不思議な感覚になった。塩竈多賀城を結構な田舎町みたいに書かれていたのには、そうなのか、、と複雑に感じた。それも面白かった。 ■印象に残った言葉 「人生は助け合い。僕らも震災のあとは、たくさん助けてもらったからね」と元社長は言いつつ、私たちを駅前で降ろしてくれた

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items