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現代ジャズのレッスン 1959年から考える

村井康司

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784865591804
ISBN 10 : 486559180X
Format
Books
Release Date
March/2018
Japan

Content Description

目次 : ■Part 1: モードからフリーへ 1960’s / 01)ある「失楽園」: 「ファンキー・ジャズ」からリアルな世界へ / 02)「1959年」を聴く[1]: 『カインド・オブ・ブルー』とモード / 03)「1959年」を聴く[2]: コルトレーン、そしてオーネット / 04)聖者と道化、あるいはコルトレーンとドルフィー: 60年代ジャズのふたつのかたち / 05)「新主流派」とは何だったのか: 「新」と「主流」の本当の意味 / 06)ジャズとブラックネス: ソウル・ジャズとフリー・ジャズ / ■Part 2: フュージョンとファンクの時代 1970’s / 07)「フュージョン現象」の時代へ: 「67年」以後のジャズの変容 / 08)「脳」と「腰」の欲望に向けて: マイルスの疾走 / 09)Get on up!あるいは差異と反復: 16ビートの時代 / 10)「うまい」と「へた」、あるいはフュージョンとパンク: 「前世代のくびき」から自由になること / ■Part 3: 伝統とオルタナティヴ 1980’s / 11)ウィントン・マルサリスから「ジャズ」を見る: 「伝統の継承」とは何なのか / 12)「ジャズの異物」と「種族の言語」: キース・ジャレットと「スタンダーズ」 / 13)オマージュとコラージュ: ハル・ウィルナー、キップ・ハンラハン / 14)ジョン・ゾーンから「ジャズ」を見る: 明晰さとポジティヴな力 / 15)「夢のコラージュ」の作り方: パット・メセニーの音楽ヴィジョン / 16)「解読装置」としてのマイルス・デイヴィス: マイルスの死の後で / 17)エピローグ: 「明日のジャズ」のために / ■Part 4: ジャズの現在地 2018 / 18)2018年2月、ジャズはどこにいるのか?: 20年後のジャズのゆくえ / 19)ビル・フリゼールとダニー・マッキャスリン: ふたつのインタビュー

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Book Meter Reviews

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  • 水紗枝荒葉

    2000年に出版された『ジャズの明日へ』の増補版。2018年の増補にあたって90-00年代の描写は追加されていないのが残念。ジョン・ゾーンが出てきてスティーヴ・コールマンが出てこないのは、まあ趣味なのだろう。「スキゾフレニックな道化」「脱構築」「切断-持続」「差異と反復」あたりのニューアカ言葉仕草(これらの用語を全く不適切に使うこと)は2000年時点ですでに時代錯誤だったと思うが、偶然にもゼロ年代の菊地・大谷の諸作を予告する。

  • Decoy

    ジャズの昨日・今日・明日を考えるのに、ぴったり。Spotiyプレイリストが、とても便利!(ダウンロードに、むちゃくちゃ時間が掛かったが・・・) ジャズだけでなく、その周辺の音楽にも興味がわいてくる。それにしてもジャズ史は、常に豊かな成果を生み続け、傑作・重要作だらけのようではないか。「あれもこれも聴きたい」となってしまうということはすなわち、良い音楽本!

  • tegege

    「ジャズの明日へ―コンテンポラリー・ジャズ」へ新たに二章を付けた復刊。

  • 緑虫

    ★★★☆ 2000年に刊行されたものの増補復刊。1959年を起点として語られるジャズ史は2000年に書かれた時点からさらに18年分遠くに行ってしまっているのだが、それによってパースが狂っている印象はなく、今日でも問題なく現代ジャズ史として通用するものだと思う。それよりも21世紀のジャズについての記述が少ないのが気になる。もっとがっつり増補して欲しかった。ウィントン・マルサリスはディスられ過ぎてて気の毒だが面白い。

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