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はんぶんぺぺちゃん

村中李衣

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784333023400
ISBN 10 : 4333023408
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2008
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

幼稚園児のはるこは、今年の3月からとうさんと離れておじいちゃんの家で暮らしている。クリスマスの日、とうさんがプレゼントにぺぺちゃんの人形をくれて…。すれちがう父と娘の、不器用な愛情物語。

【著者紹介】
村中李衣 : 山口県生まれ。梅光学院大学教授。初めての創作短編集『かむさはむにだ』(偕成社)で、日本児童文学者協会新人賞、『小さいベッド』(偕成社)で、サンケイ児童出版文化賞、『おねいちゃん』(理論社)で、野間児童文芸賞を受賞

ささめやゆき : 1943年東京生まれ。24歳から画家を志す。フランス、ニューヨークなど海外での模索時期を経て帰国。ベルギー・ドメルホフ国際版画コンクール銀賞、講談社出版文化賞さしえ賞、『ガドルフの百合』(白泉社)で小学館絵画賞、『あしたうちにねこがくるの』(講談社)で、日本絵本賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • はる

    皆さんの評価が高いので読んでみました。とても繊細な、家族の物語。主人公の女の子の揺れる想いとお父さんの不器用な愛情。そして、おじいちゃんとおばあちゃんとの微妙な関係…。短い物語ですが、登場人物それぞれの想いが繊細に描かれていて心に響きます。切ない物語ですが、読後感は温かい。おすすめです。

  • ぶんこ

    工事現場を見て回る仕事をしているお父さん。毎年引っ越しばかりなので、お母さんとはるこちゃんは母の実家で暮らしていました。児童書なのですが、子どもには難しいかな。おばあちゃんがはるこちゃんに言った「ひきょうなおおかみのとおぼえ」で、はるちゃんがお父さんを怖がってしまう。お父さんが気の毒で涙する。「かあさんのこころ」の表紙の本はおとうさんのこころにして欲しかった。こちらに本当の本の表紙で紹介されています。https://books.kosei-shuppan.co.jp/book/b274854.html

  • ヒラP@ehon.gohon

    鼻の奥がつんとするような、物悲しい断片集です。 父と義父との確執、夫婦の不協和音、友だちとの行き違い、どれも心当たりのある小さな心の重荷です。 でも、読み終えて心に残るのは、和菓子の作りのように、見事にひとつの形になっているからでしょうか。 はんぶんぺぺちゃんの意味合いに感銘しました。

  • かお

    ひょうきんな話だと思って驚いた。グッと来る話だ。お父さんと娘のちょっと距離感のある関係性。お互いどう接していいか分からない。別に嫌っている訳でもなく。 「はんぶんぺぺちゃん」が最後に、心が苦しくなる。気持ちを伝えることの難しさがテーマなんだろうけど、お父さんの物語のように感じた。

  • NakaTaka

    切ないなあ。お父さんの温かい気持ち、うまく自分の気持ちを表現できないはるこの気持ち、ちょっと泣けた。

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