擁壁の設計と施工計画 解説と実務計算例

本書は、著者がゼネコン企業に勤務する傍ら、数年にわたり、非常勤講師として東京製図専門学校で教壇に立った時に、講義のための手元資料として営々と作成したものであり、土木法規はもちろん、道路土工指針、宅地造成法解説、鉄筋コンクリート標準示法書および騒音規制法などなど、およそ建設工事にかかわる各種規制のすべてに基づいて纏め上げて講義資料としたものである。

目次 : 土留擁壁/ 構造物の安定/ 土圧力/ 基礎の種類/ 支持地盤の安定/ 基礎の安定/ 擁壁の安定/ 鉄筋量の計算/ 各断面の応力度/ 限界状態設計法/ 記号の説明/ 計算実例/ 作図/ 図面/ 施工計画/ 施工計画書

【著者紹介】
村上有誠 : １９５０年早稲田大学専門部工科土木科卒業。１９５４年米軍第６４工兵大隊第３４測量中隊航空写真測量。１９５９年鹿島建設（株）土木設計部、土木部。１９７１年（株）千代田建設設計事務所。１９７７年（株）元木組。１９９０年（株）三企土木（１９９４年まで）。１９９２年東京製図専門学校土木科非常勤講師（１９９７年まで）。一級土木施工管理技士。主な担当業務は、日伯合弁ブラジル・ウジミナス製鉄所新設計業務。東京モノレール（株）羽田モノレール建設工事施工業務。新潟県内鉄道トンネル・道路隧道工事施工業務。八幡製鉄君津製鉄所および住友金属鹿島製鉄所建設工事施工業務。首都圏内宅地造成工事施工業務。世田谷区および太田区内上下水道推進工事施工業務（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）