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ISBN 10 : 478772200X
Content Description
没後30年。37歳で亡くなった芥川賞作家の初エッセイ集。日本と韓国のはざまを生き、ひとりの女性として自身を見つめる珠玉の文章。大庭みな子との対談のほか、詩や資料も収録。
目次 : 詩 木蓮に寄せて/ 1 旅の風景について(木蓮によせて/ 富士山/ 「寿」)/ 2 韓国の踊りについて(巫俗伝統舞踊―〓(モッ)の息吹/ 韓国巫俗伝統舞踊)/ 3 文学と文化について(愛を知り生の意味を確かめる/ 対談 湖畔にて(大庭みな子)/ 恨とほほえみ/ 私の「ゲーテとの対話」/ 私たちのDISCOVERYを求めて)/ 4 はざまを生きることについて(わたしは朝鮮人/ 散調の律動の中へ/ 若者に伝承されていく朝鮮人蔑視)
【著者紹介】
李良枝 : 作家。1955年3月15日、山梨県南都留郡西桂町で在日韓国人の両親のもとに生まれる。早稲田大学社会科学部中退。大学在学の頃に伽〓琴、韓国語、韓国舞踊を習い始め、1980年から東京と韓国の往来を繰り返す。ソウル大学国語国文学科に入学し、小説「ナビ・タリョン」を文芸誌『群像』に発表。1988年にソウル大学を卒業し、翌年に小説「由煕」で芥川賞受賞。1992年、東京で長編「石の聲」の執筆に専念していたところ病に倒れ、5月22日に急逝。享年三十七(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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葉
読了日:2023/11/16
srshtrk
読了日:2022/08/01
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