Books

囚われの楽園 脱北医師が見たありのままの北朝鮮

李泰Q

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784802401586
ISBN 10 : 4802401582
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

1960年代、日本のメディアと「進歩的文化人」が絶賛した総数9万3千人の「北送事業(帰国事業)」は、巨大な監獄への移動であった。息苦しい密告と監視、収賄の蔓延、人権の蹂躙、国家も国民も100%嘘の社会、違反すれば即収容所行き…北朝鮮のリアルを描く。

目次 : 第1章 在日コリアン二世/ 第2章 最後の自由/ 第3章 話では「楽園」実際は「地獄」/ 第4章 人民共和国公民になるまで/ 第5章 差別と監視/ 第6章 適者生存/ 第7章 北朝鮮の独裁体験/ 第8章 脱北医師が見た北朝鮮の医療の実態/ 第9章 脱北決意/ 第10章 自由を探し彷徨う二カ月間/ 第11章 ミャンマーでの日々/ 第12章 希望の地で

【著者紹介】
李奏〓 : 1952年、山口県下関市で生まれる。1959年、下関朝鮮初中級学校に入学。1960年、在日朝鮮人の帰還(北送)事業により家族で北朝鮮へ渡る。1972年、朝鮮人民軍に入隊。1986年にP医学大学を卒業、医学研究所の研究院を経て、2001年に病院長となる。2006年に脱北するが、ミャンマーで「不法入国」の罪に問われ2年4カ月服役する。2009年に韓国入国。現在「北送在日同胞協会」会長として北朝鮮の自由民主化のために在日脱北者たちと活動している

川〓孝雄 : 1950年茨城県水戸市で生まれる。県立水戸第一高等学校、専修大学法学部を経て医療機器メーカーに就職し、輸出先でもある韓国に興味を持ち、独学で韓国語を学ぶ。1995年、北朝鮮平壌、開城、板門店を訪問。北朝鮮人権問題に関するNPO活動を続け、脱北者安明哲氏や李順玉氏などの手記翻訳に関わる。現在、(特非)北朝鮮難民救援基金で事務局を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Arte

    子供の時に北送事業で北朝鮮に渡った在日の著者が脱北後に書いた手記。高度成長期の日本から北朝鮮に着くと、食事も住宅も臭いが酷かった、というのがリアル過ぎて。新潟に迎えに来た北朝鮮政府の男がヨレヨレの服を着ていたとか、隠しきれていない感がある中、北送事業で北朝鮮に渡った人、9万人もいたのね。

  • 金吾庄左ェ門

    著者は在日として兵役後に医師になっているので、まだマシな方ではあると思うのですが、それでも脱北を決意するくらい北朝鮮での暮らしは過酷なものでした。最初の頃は臭いクソ田舎程度の話が、だんだん共産主義的な息苦しい日々へと変わっていくのにそう時間はかかりません。党に密告(告発)しなければ生きていけない。自分で考えて行動するなど許されない。党の命令に従って寝起きするしかない日々。医師になっても医師らしい仕事はできず不正行為に協力させられます。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items