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国家を騙した科学者 「es細胞」論文捏造事件の真相

李成柱

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784895000956
ISBN 10 : 4895000958
Format
Books
Release Date
October/2006
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

初の韓国・最高科学者の称号を受け、巨額の研究費を手にしていた黄禹錫。だが、クローン技術、ES細胞による難病治療が可能になるとした彼の論文は真っ赤な嘘だった…。この巨大詐欺事件の全貌を徹底検証する。

【著者紹介】
李成柱 : 1992年、東亜日報入社。1997年から2004年まで医学分野を担当。米国ジョンズ・ホプキンス大学で1年間研修した後、黄禹錫事件が進行していた最中に帰国し、2006年1月、14年間勤めた東亜日報を退職した。『東亜日報』では、医学の常識を哲学、芸術、文化などと関連付けて説明した「おもしろい体の話」、医師たちのアンケートを通して選ばれた名医を紹介する「ベスト・ドクター」、生活と医学について書いた「李成柱記者の健康な世の中」などのコラムが読者から好評を得た。韓国青年大賞、ペンテック科学言論人賞などを受賞している

〓淵弘 : 1955年、東京都生まれ。AFP通信社東京支局、AP通信社ソウル支局写真部、『サンデー毎日』編集部記者などを経てフリーに。現在は朝鮮半島をテーマに、取材、執筆活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 三月うさぎ

    小保方さんの問題で、日本版のこれ(黄教授のES細胞論文捏造)だという声があったので読んでみた。スター科学者がもてはやされ、疑義を唱える者は非国民と批難された。社会現象としてさすがにここまで行ってはいないけれど、論文不備が指摘されなければ日本でだってあり得た未来のひとつかなと思う。今回STAPでここまで素早く問題が展開したのはネットの集合知の働きが大きいんだろうな。日本だからというより、ITの成熟段階・時期的な問題かも。色々学ぶことが多い。途中で、渦中の笹井氏の名前も出てきて名状しがたい感覚に陥った。

  • toriarii

    日本の科学系ブログでも取り上げられたことがある、韓国の「ES細胞」捏造事件を主にマスコミの視点から記載した本。論点がはっきりしていて非常に読みやすい。論文の偽造になぜ国家、国民を相手にまんまと騙されたのか、韓国の科学社会と行政機関の構造上の問題点、韓国マスコミのスクープ優先の体質を通して冷静に分析している。著者が詐欺事件だけでなく、ES細胞とは何か、科学者の倫理とは何かをという点を読者にこんこんと解説するのも好印象

  • ナイタロー

     韓国で起きた、ES細胞のねつ造事件を色々な角度から調査した1冊。事件を中心に、似たような事例、韓国人の気質、マスコミの体制、など、総合的に解説しているのが良い感じでした。  

  • fuchsia

    日本でも大昔に常温核融合のニュースとか、針小棒大な報道がよくあったよなーとか思い出します。

  • take

    祭り上げて落とすさまが韓国的。

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