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レイプの政治学 レイプ神話と「性=人格原則」

杉田聡

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784750317359
ISBN 10 : 4750317357
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2003
Japan

Content Description

「レイプは性的欲望から起こるのではない」という新たなレイプ「神話」の誤りを明らかにし、日本を代表するフェミニスト・上野千鶴子のセクシュアリティ論を詳細に検討し、真っ向から批判する。

【著者紹介】
杉田聡 : 1953年生まれ。帯広畜産大学教授。哲学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 油小路ぽんぽこ

    性暴力の問題を男性が論じることの困難さの一つが、唾棄すべき加害性が己の中にもあるという事実に向き合わねばならないことだと思う。現に杉田氏も自らの加害性の存在を率直に告白している。これこそが、加害発生の因に直接迫る方法であり、真に効果的な加害抑制の仕組みを講ずることを可能にするのではないかと思う。

  • 宵子

    ここでいう神話というのは、男(というか世間か?)の都合のいい原則・お話である。 つまり性犯罪は全部女(というか被害者)が悪いと思われるのは何故かというのを綿密に調べたものを客観的に淡々と書いている。淡々と書いていて怖いくらい。 性犯罪にかかわらず、強いもの・叩くと自分が被害を被る可能性あることを擁護し、弱いもの自分が被害を被らない上に、世間が後押ししてくれるものを叩く乗って、意思がない大衆・無関心な人々なら、無意識にやってしまうことなのかな。

  • 中本 雄大

    レイプに関する様々な研究を熟読し、考察して書いたと文章から感じ取ることができ、丁寧に書かれてるとおもった。 様々なレイプに関する神話(=逸話)を否定し、そこから新たなレイプに対する価値観を見出し、より正確な発生起序を探り出そうとしてるように感じた。 多くのページをレイプの「脱性化」の否定するための証拠を列挙している。 レイプの「脱性化」はレイピストを異常者とし、被害者が自責を念を持つ事を抑制できる。 確かに、「脱性化」が社会に普及すればレイピストの届出率は増加するかもしれない。 それは、レ

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