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解体新書 全現代語訳

杉田玄白

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784061593411
ISBN 10 : 4061593412
Format
Books
Publisher
Release Date
August/1998
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Ryoichi Ito

    復刻版(西村書店,2016)と合わせて斜め読み。原著は漢文で書かれている。当時の教養ある医師は漢文の読み書きができたようだ。今の日本人より語学力は上だったのではないか。また,四人の著者名の欄に,「日本 若狭 杉田玄白」などと国籍を書いていることに注目。この翻訳書を日本のみならず中国その他の漢字文化圏の読者にも読ませようとしたにちがいない。小川鼎三による「解説」も素晴らしい。

  • ikatin

    はっきりいって誤訳だらけというだけあって、現代語訳でもところどころに整合性に欠く記述がみられます。原著はさぞかし大変なものだったのでしょう。しかしやはりその価値は高いものと実感します。医術における解剖学の重要性について述べてある凡例のところは医学生の皆さんににぜひ読んでもらいたいです。

  • Sleipnirie

    杉田玄白の漢方ディスり

  • ぎゃり粉(ぎゃりこ)

    堅苦しい内容を予想して読んでみると、確かに予想通り内容はほとんどちんぷんかんぷんだったが、現代語訳にあたっての断りや、杉田玄白の「なぜ」「どう」臨んだかが書かれた凡例の時点で熱意や親切さのようなものが見えて非常に良い本だと思った。 何かを説明する側、される側の視点が異なることが強く意識されている。 本文内でも杉田玄白の予想や感嘆が随所にあり、まるでそばで翻訳作業を聞いているように感じた。 最後の解説で語られる時代背景も興味深くおもしろかった。

  • kiiseegen

    原著にも、心房は書かれていないって知らなかった。18世紀半ば迄は気付かれなかったのか・・・。 心臓が心室2つで描かれてる。誤訳もあるが医学史を感じつつ、また、ここまで訳し、仕上げた人物を素晴らしく思える。

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