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鬱病日記

杉田俊介

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794980212
ISBN 10 : 4794980213
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

オンタイムでWeb上に公表された克明な鬱病体験記。透徹した視線で赤裸々な心情を丹念に描写する「創作論」。

目次 : 2023 12月/ 2024 1月/ 2024 2月/ 2024 3月/ 2024 4月/ 2024 5月/ 2024 6月/ 2024 7月/ 2024 8・9月

【著者紹介】
杉田俊介 : 1975年生まれ。批評家。『フリーターにとって「自由」とは何か』(人文書院)でデビュー、以後、障害者支援NPOで働きながら文芸評論や労働/貧困問題について著述。現在は執筆活動に専念。すばるクリティーク賞選考委員、雑誌『対抗言論』編集委員。元フリーターズフリー(現在は解散)組合員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kuukazoo

    2023年末に心療内科に通院を始め翌年5月に1か月ほど入院、退院後9月頃までの経過が綴られる。リアルタイムでSNSに書いたものをまとめた本のようなのでつらい苦しい怖い疲れた消えたい等ネガティブワードで埋め尽くされており、特に入院直前〜入院中だった5月のボリュームが一番厚いのだが、著者が感じていたであろう先の見えない絶望感がずっしり重い。そんな中で自らを無能で生きる価値も意味もないと責め続けていたことに気づき徐々に修正を図り始め(それもまた苦しいことだが)回復への兆しが出てきたことに安堵した。

  • サトゥルヌスを喰らう吾輩

    鬱病になった著者がXに投稿していた文章をまとめたものとのこと。全心理系大学はこれを図書館に入れるべき。当事者のリアルが詰まっています。

  • アルパカメタル

    ちょうど入院前後くらいに杉田氏の投稿を見かけ、遡ってまで読んでいたのでこうやってひとつの本にまとめてくれるのはありがたい。言葉で仕事をしている人だから、その時の状況が的確に言葉で記されており、私が鬱病の中で漠然と抱いていた鬱屈な気持ちを言葉で表すとこうなるのか、と普通に勉強にもなった。そして気持ちも楽に。やはり言葉は武器なのである。

  • かじかじ。

    同じ50代で働きすぎから体調を崩してパニック障害を発症した経験から、とても共感しながらこの本を読んだ。鬱病の辛さは本人にしかわからないと思うが、自暴自棄になり自分を責め続ける心の葛藤が手に取るように感じることができる。将来を憂うのではなく、過去を振り返らず、今をよく生きることが大切なのだろう。もっと少し自分を大切にしないと取り返しがつかないことになる。

  • マイケル

    鬱病の手記には苦手意識があった(以前坂口恭平さんの『自己否定をやめるための100日間ドリル』内の坂口さんの日記を読んだ際に、鬱が誘発される感じがあった)が、この著者の等身大な表現や言葉には不思議と重苦しさを感じずに読み進めることができたし、すごく身に沁みる内容であった。病そのものやこの病に苦しむ人にとっての「自分」を知るためのヒントになる本だと感じた。とても面白かった。

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