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昆虫写真家海野和男、美術評論家椹木野衣、アーティスト川俣正、免疫学多田富雄、精神分析新宮一成ら9名の論客による「まだら」をめぐる考察。
【著者紹介】
北沢方邦 : 1929年、静岡県生まれ。構造人類学を専攻する一方、音楽社会学にも造詣を深めてきた。信州大学名誉教授。現在、神戸芸術工科大学教授として芸術工学、科学史などを講ずる。ハタ・ヨーガを実践し、シタールを奏し、実験的パフォーマンスの演出も手掛けるなど幅広い活躍の場を持つ
今福龍太 : 1955年、東京都生まれ。文化人類学者、文化評論家。東京大学を卒業後、テキサス大学人類学科大学院博士課程修了。エル・コレヒオ・デ・メヒコ人工都市研究センター客員フェロー、カリフォルニア大学サンタクルーズ校文化研究センター客員研究員、中部大学国際関係学部教授等を経て、現在、札幌大学文化学部教授。アメリカ南西部、メキシコ、カリブ海、ブラジルなどの地域を身体と意識の拠点として、文化混交を生きる現代人の思想的課題を探究しつづける。そのスタイルは非定住的批評活動といわれる
海野和男 : 1947年、東京都生まれ。昆虫を主な被写体とする写真家。ものごころついた頃から昆虫の魅力にとりつかれ、少年時代は蝶の採集や観察に明けくれた。東京農工大学の日高敏隆研究室で昆虫行動学を学び、「スジグロシロチョウの交尾拒否行動」の写真の雑誌掲載を契機に、フリーの写真家となる。東京都心、アトリエのある長野県小諸市、アジアやアメリカの熱帯雨林をフィールドとする
小谷真理 : 1958年、富山県生まれ。赤十字血液センター検査課勤務を経て、現在は主にSFとファンタジーの評論を手掛ける。1994年、著書『女性状無意識(テクノガイネーシス)―女性SF論序説』(勁草書房)により第15回日本SF大賞受賞。また、巽孝之氏との共訳書ダナ・ハラウェイ他『サイボーグ・フェミニズム』(トレヴィル)で第2回日本翻訳大賞思想部門受賞を果たす
椹木野衣 : 1962年、埼玉県秩父市に生まれる。同志社大学文学部卒。美術評論家として活躍中。水戸芸術館企画運営委員を務め、現在、多摩美術大学助教授
川俣正 : 1958年、北海道生まれ。東京芸術大学美術研究科博士課程修了。1982年のベニスビエンナーレへの出品をかわきりに、国際的なアートプロジェクトに参加したり、ビエンナーレに出品
武田雅哉 : 1958年生まれ。北海道大学文学部で中国文学の中野美代子に師事。卒業後しばらくは中国に留学。その当時から執筆活動を始める。中国やチベットを放浪して帰国、同大学で中国文学の助教授となる
多田富雄 : 1934年、茨城県生まれ。千葉大学医学部卒。同大医学部教授を経て、94年まで東京大学医学部教授。その後99年まで東京理科大学生命科学研究所長、95年から98年国際免疫学会連合会長。「生命の全体性と免疫」を追求し、医学の専門領域をわかりやすく語った著書『免疫の意味論』(青土社)により大佛次郎賞受賞。
新宮一成 : 1950年、大阪府生まれ京都大学医学部卒。同大学の保健診療所助手を経て、仏政府給費留学生としてパリ第七大学に留学。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科教授。精神医学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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