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不登校・ひきこもりの9割は治せる 1万人を立ち直らせてきた3つのステップ 光文社新書

杉浦孝宣

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334044244
ISBN 10 : 4334044247
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

統計上、クラスに1人はいる不登校の生徒。授業レベルの違い、部活の上下関係、陰口、いじめなど、きっかけは様々だが、ほとんどの場合、不登校になると家にひきこもってしまう。彼(女)らは大きな可能性を秘めているにもかかわらず、学校や行政機関などのサポートは不足している。2019年に起きた農水省元事務次官による息子の刺殺事件も、この問題の延長線上にある。適切な支援があれば、防げたであろう事態なのだ。若者の不登校・ひきこもり問題に教育者の立場から30年以上取り組み続け、延べ1万人以上の生徒を立ち直らせてきた著者が独自に開発した「規則」「責任」「自律」の3ステップモデルを公開。未来の「8050問題」は起こしてはならない。

目次 : 第1章 ひきこもりになるタイミングは人生で4度ある/ 第2章 不登校を生む教育現場の課題/ 第3章 全日型通信制サポート校の意義/ 第4章 子どもに対する親のあり方、関わり方/ 第5章 30年かけてたどり着いた、不登校・ひきこもり克服の3ステップ/ 第6章 社会貢献をして支援される側から支援する側へ/ 第7章 病気との関連性、スマホ・ゲーム依存への対策/ 第8章 第三者と信頼関係を築く方法と、長期的なケアの必要性

【著者紹介】
杉浦孝宣 : 1960年生まれ。カリフォルニア州立大学ロングビーチ校卒。小学校三年生のときに保健室登校を経験するが、養護学園に半年間通い不登校を克服した。大学卒業後に家庭教師を経験、1985年に中卒浪人生のための学習塾・学力会を設立。以来三十年以上、不登校、高校中退、ひきこもりの支援活動を行っている。2010年よりNPO法人高卒支援会を立ち上げ、現在も活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 香菜子(かなこ・Kanako)

    不登校・ひきこもりの9割は治せる 1万人を立ち直らせてきた3つのステップ。杉浦孝宣先生の著書。教育者として不登校問題やひきこもり問題に長年向き合ってきた杉浦孝宣先生だからこその内容がたくさん詰まった良書。不登校・ひきこもりの子供を無理やり登校させるのではなく、どのように不登校・ひきこもりの子どもの心に寄り添うのかについてを具体的に紹介しています。杉浦孝宣先生のような方こそが真の教育者なのでしょうね。

  • koheinet608

    個人的にひきこもり問題に非常に関心がある。 ひきこもりを、他人事とは思えないからだ。 ある条件が整えば、この日本では、誰にだってひきこもりになると思っている。私の身近にも、かれこれ15年以上ひきこもっている友人がいる。 不登校、イジメをキッカケに、また、失業や転職、慣れない職場でのストレス、家庭不和、病気、事故でも、人は、簡単にひきこもりになると思う。 ひきこもりのメカニズムは、あまりに複雑だと感じる。 この著者の言うように、規則正しい生活習慣云々で解決の糸口になるかどうかは、甚だ疑問

  • ゆ☆

    不登校の生徒に対して、学校のスクールカウンセラーを否定したり、そっとしておいて自分の力で動き出すといったやり方をダメ出ししている。スマホを無理やり?取り上げて言うことを聞かせる事例があったのが違和感を感じた。不登校の要因も個性も多様で同じように当てはまることはないだろうと思うけど柱となる方針は納得できるものがあった。筆者のように子どもと向き合い、世の中から引きこもりを減らす活動はもっとメジャーになるべきだと思った。

  • pino

    放っておかずにアクションを起こすこと、なるべく早く介入すること、そして立ち直りのステップとして@規則正しい生活A自律して自信をつけるB社会貢献をする、と提示していることには基本的に同意。また、安易に病院にゆき、病名をつけられることの弊害についても理解できる。ただし、学校の資源として、教員の負担増大を思うと、病院任せになってしまったり、アウトリーチ支援を行えない現状があることもまた事実で、制度的に行政がなんらかのアクションを起こす必要があるとも感じた。

  • Mark X Japan

    地域性もあるかと思いますが,不登校・ひきこもりの事例のほとんどが,私立の中高一貫校で違和感がありました。立ち直るまでのプロセスはどんな生徒でも概ね同じですが,進路選択の時に大きなアドバンテージがあります。地頭や家庭の経済力があるので,親の意向とは違っても本人の希望する進路が実現しやすい環境にあります。天賦の才や家庭の経済力が無い場合は,どのような進路選択やその実現に向かっていくのか知りたいです。☆:3.5

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