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ISBN 10 : 4422701266
Content Description
近代賭博としての競馬から見える、今と地続きのリアルな世相。陸軍・興行主・宮内省など諸勢力の攻防や、賭けを楽しむ庶民の姿を、様々な史料を駆使して細部まで描き出す、今までにない書斎の競馬史。
目次 : 第1章 近代競馬の始まり/ 第2章 藤波言忠と臨時馬制調査委員会/ 第3章 明治末期の馬券黙許/ 第4章 馬券禁止と景品券競馬/ 第5章 競馬法の成立/ 第6章 大衆娯楽としての競馬/ 第7章 外地競馬の実態/ 第8章 地方競馬の展開/ 第9章 日本陸軍と競馬/ 第10章 鍛錬馬競争と戦前競馬の終焉
【著者紹介】
杉本竜 : 1974年大阪府門真市生まれ。幼少より博物館や城跡に連れて行かれ歴史に興味を持つ。大阪府立四條畷高校を卒業後、博物館の学芸員を目指し関西大学文学部史学地理学科へ。その後、立命館大学大学院文学研究科に進学、日本近代史を専攻する。2002年、北九州市立小倉城庭園博物館に嘱託学芸員として就職。陶磁器の魅力にどっぷりと浸かると共に小倉競馬に親しむ。2004年より桑名市博物館学芸員として奉職。幕末の桑名藩、刀工・村正、本多忠勝といった桑名ゆかりの研究フィールドと向き合う日々を送る。2017年、第11代桑名市博物館館長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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