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大地の咆哮 元上海総領事が見た中国

杉本信行

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569652344
ISBN 10 : 4569652344
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
June/2006
Japan

Content Description

中国はどこへ行くのか。約30年間、中国外交の第一線で活躍した元上海総領事が、知られざる大国の実態と問題点を詳細に分析した書。日本政府の担当者が、中国の反応を気にせずに叙述した初めての試み。

【著者紹介】
杉本信行 : 昭和24年、京都市生まれ。昭和47年、外務公務員採用上級試験合格。昭和48年、京都大学法学部卒業。同年、外務省入省。昭和56年、経済協力局技術協力第一課首席事務官。昭和58年、在中華人民共和国日本国大使館一等書記官。昭和61年、在フランス日本国大使館一等書記官。平成3年、経済協力局国際機構課長。平成5年、交流協会総務部長(台湾)。平成8年、欧州連合日本政府代表部公使。平成10年、在中華人民共和国日本国大使館公使。平成13年、在上海日本国総領事館総領事。平成17年、日本国際問題研究所主任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 飯田健雄

    上海には3回訪問した。1990年の初めは、高層ビルなどなかった。それから2000年の初め、そして、2010年に行った。浦東の超高層ビル群をみて中国は大国だと思った。惜しくも急逝してしまった彼のこの著作を読むと、貧富の差(官僚/都市市民/農民)、環境の劣悪さ(水不足/砂漠化)がよく理解できた。これは、いまでも続いている。彼の指摘は的中で、2010年代から、中国は国難の時代に入った。一帯一路の行き詰まり。内陸部発展の前に高度成長の終焉、社会保障費の急増、そして貿易戦争、習近平体制は、揺らいでいく可能性は高い。

  • 遥かなる想い

     日本と中国の関係を語る本は多いが、本書は 外交官としての長年の中国勤務の体験をもとに、実際に担当し、 かつ現地で見聞した情報を踏まえた叙述であるため、  読んでいて 感じるところが多い。  現代中国の姿は 大国ゆえに わかりにくいが、 本書は 明確に 伝えてくれる。  やや広く とりすぎたため、もう少し 深くと 思う部分もあるのだが・・

  • takao

    ふむ

  • ゆーま

    中国と日本で私の分からない謎がたくさんありました

  • アブストラ

    反日デモの裏読みはおもしろい。一党独裁維持のための愛国教育=反日教育であることをはっきり書いているのも立派。しかしこの本のどこにもチベット・ウイグル問題と対日核兵器については言及がない。中国が一番嫌がるところは避けているのだ。台湾人が「シナ人」と言ったのを「蔑称である」と言って伏字にしているところは噴飯もの。

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