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蘭学と日本語

杉本つとむ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784896941593
ISBN 10 : 4896941594
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2013
Japan

Content Description

江戸時代、蘭学は西洋の知識をもたらしただけではなく、ことばの変化をも準備した!蘭学者や通詞(通訳)たちの功業の、知られざる側面に光をあてた、長年にわたる研究の精粋をあつめた一冊。『乾坤奇観』(吉雄南皐閲)シーボルト蒐集“日本の書物目録”など、貴重な資料を影印版で収録。

目次 : 第1部 中野柳圃と言語研究(中野柳圃『西音発微』の考察―国語学史上の一発見/ 現代文法用語の翻訳と考察―中野柳圃、蘭語研究の精華/ 中野柳圃『蘭学生前父』の考察―日蘭対照比較語法研究の出発点/ 宇田川玄随『蘭学秘蔵』と中野柳圃の蘭語研究)/ 第2部 蘭語研究・翻訳と近代日本語の創造(近代日本語の成立―洋学との関連において/ 近世における外国語の摂取とその影響―近代日本語史の一断面/ 翻訳と近代日本語の形成/ 近代日本語の標章―デアル体の発生と展開/ 尾張藩蘭学の祖―吉雄南皐『訳規』と翻訳法)/ 第3部 蘭語研究・学習と新資料(新井白石と“蘭語”の学習/ 山路之徽、蘭語学習と世界地理学―蘭学史上の一発見/ 前野蘭化と蘭文句読法・諺の考察―新資料、『和蘭点例考』・『思思未通』をめぐって/ 高野長英と蘭文典の学習―新資料『繙巻得師』をめぐって/ 高橋景保編『亜欧語鼎』の編述―アジア・ヨーロッパ語対訳辞典/ 小関三英論―書翰と文典断片(新資料)の考察)/ 余論 H.ドゥーフと蘭日辞典訳編の史的意義―日蘭友好の金字塔/ 第4部 欧文篇

【著者紹介】
杉本つとむ : 1927年横浜生まれ。文学博士(東北大学)。早稲田大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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