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張作霖 爆殺への軌跡 1875-1928

杉山祐之

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560095348
ISBN 10 : 4560095345
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

長年、中国報道に携わってきたジャーナリストが日中双方の公開資料を渉猟し、その人物像と時代を重層的に描いた本格評伝。

目次 : 第1章 満洲の大地で/ 第2章 馬上の戦い/ 第3章 辛亥革命/ 第4章 奉天を手中に/ 第5章 大軍、華北に出現す/ 第6章 中原の宿敵/ 第7章 天下、夢のごとし/ 第8章 運命の日/ 終章 黒煙の彼方

【著者紹介】
杉山祐之 : 1962年鹿児島県出身。東京外国語大学中国語学科卒業後、読売新聞社入社。新潟支局、ハノイ支局勤務ののち、計十数年にわたり北京特派員。中国総局長、論説委員などを経て、現在、中国駐在編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • さすらいの雑魚

    浅田次郎の中原の虹やマンチュリアン・リポートの副読本に最適で、この本も抜群に面白い♪ 覇王と革命 を書かれた杉山祐之の作で清末民国初の軍閥領袖で日本にも縁の深い張作霖の野望の軌跡を描く。中原の虹では描写が少なめだった軍閥戦争の様相が詳述されており、満洲馬賊の総攬把 白虎張と 祝健康弟兄、壮揚兵馬 の旗の下に集った彼の壮士たちの中原に虹を追い続けた激闘の日々とその結末とを堪能できるぞ♬目に一丁字無く草莽より崛起し馬上より大国の天下を狙うという浪漫溢れる英雄譚の、おそらく最後の例になる伝説的生涯の物語。

  • だまし売りNo

    張作霖は軍閥の親玉という扱いで終わらせられがちであるが、中華民国(北京政府)の国家元首であった。国家元首を殺害しており、由々しき事態である。この重大性は現代日本では軽視されている。

  • BLACK無糖好き

    前作「覇王と革命」を読んで、この著者只者ではないと思ったが又やってくれた。草莽から乱世を駆け上がり、東北王まで登り詰め、最後は日本の軍人に爆殺された張作霖の生涯を鮮やかに描き出した快作。この時代の軍閥の勢力争いはまさに三国志さながら。そこにソ連、日本の思惑も絡み合う。日本の力を利用はするが飼いならされず、傀儡にもならなかった故に殺された。この点、中共は"愛国の英雄"として美化し再評価の傾向が強まっているが、資料参照でこの手の評価は慎重にフィルターにかけたそうだ。さすがこの人只者ではない^^; 

  • 相馬

    傑作「覇王と革命」の杉山さんの新著は、張作霖。これも大変面白かった。緑林、匪賊上りとされてるが、実際は2か月しかいなかったとか。大軍閥になれたその人間的魅力、長所などがよく分かった。また、外から見た清朝、袁世凱の没落もよく分かった。そして、反共、東三省のために日本と結びながら決して言質を与えない姿勢が悲劇を生む。それにしても、当時の日本、日本人の思い上がった傲慢な態度、暴走する軍部には、言葉も出ない。

  • 鈴木貴博

    張作霖の評伝。面白く一気に読了。 張作霖を知ることは、中国だけでなく、日本の、東アジア・世界の近代史を、そして今に直接繋がる現代史を知り、いろいろな“if”に想いを馳せることでもある。

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