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トラウマ 「こころの傷」をどう癒やすか 講談社現代新書

杉山登志郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065366806
ISBN 10 : 4065366801
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

●主な内容
第1章 トラウマとフラッシュバック
第2章 非科学的だったカテゴリー診断
第3章 発達性トラウマ症と複雑性PTSD
第4章 トラウマ処理がなぜ必要か
第5章 TSプロトコールとはなにか
第6章 効果的な薬物療法を考える
第7章 トラウマ簡易処理 TSプロトコールの実際
第8章 ケーススタディから学ぶトラウマ処理の実際:K氏への治療
第9章 TS自我状態療法 多重人格の病理との対話
第10章 トラウマ治療の実用知識

【著者紹介】
杉山登志郎 : 1951年、静岡市に生まれる。1976年、久留米大学医学部卒業。久留米大学医学部小児科、名古屋大学医学部精神科、静岡県立病院養心荘、愛知県心身障害者コロニー中央病院精神科医長、カリフォルニア大学留学、名古屋大学医学部精神科助手、静岡大学教育学部教授、あいち小児保健医療総合センター心療科部長兼保健センター長、浜松医科大学児童青年期精神医学講座特任教授を経て、福井大学子どものこころの発達研究センター客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Asakura Arata

    TSがどんどん進化していくのが確認できた。独自の治療法を臨床の過程で改良していくのはやはりすごいなあ。トラウマ処理の問題に接するといつも考えてしまうことだが、過去にもっと過酷な時代、たとえば中世とか戦いばかりの時は、トラウマだらけだったと思うが、みんなどうやってトラウマ処理をしていたのだろう。

  • ソーシャ

    タイトルからは一般的な精神医学の内容を想像するかもしれませんが、杉山登志郎先生が発達性トラウマ障害の理論やTSプロトコルを自らの経験を交えつつわかりやすく解説した独自色の強い入門書です。極少量処方など当然ながら杉山先生色がかなり濃厚ですが、パルサーについての説明が写真やイラスト入りになっていて専門家向けのテキストよりもすごくわかりやすくなっています。ただ、正直実際に極少量処方をやるかと言われると…

  • ひめの

    トラウマ治療に取り組んできた筆者が、トラウマの解説から筆者自身の治療法の紹介までが書かれた本。トラウマといっても発達障害など他の精神疾患との兼ね合いや、傷が一回からくるもの、複数によるものまで、様々な種類があり、反応もちがってくるなどよりトラウマに対する解像度が増した気がする。治療法についても薬物療法、トラウマ処置など利点と問題点を挙げつつ誠実に書かれていたと思う。セルフで行うときの注意点や治療が受けられる医療機関なども丁寧に書かれていてトラウマで悩んでいる人もとても助かる内容になっていると思う。

  • ばーばら

    このなかで紹介されている「ソマティック・エクスペリエンス(SE)」は知っていたけれど(簡易バージョンで体験)、TSプロトコールという器具を使った画期的療法が開発されていたんだなぁ。体験できる人は運がいいのかも。どこで受けられる、とか都内での紹介はなくて残念。こういうトラウマにかかわることって、うっかり専門家にかかると余計傷の上塗りになりかねないので要注意。複雑性PTSDには、まだこれといった治療法は確立されていない状況。これは安全で期待できるかも。

  • もっこす

    図書館本。タイトルから簡単なトラウマの話かなと思いきやほぼ専門的なトラウマ治療の本だった。著者のしている実際のトラウマ治療ではいわゆるアファーメーション的な事もやるんだな。こういうのって半分、眉唾かと思ってたけど、意味がそれなりにあるんだなと思った。思ってた内容とは違ったけど、勉強にはなった。

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