Product Details
ISBN 10 : 4623078620
Content Description
「軍事研究に手を染めない」としてきた日本の学術界がいま揺らいでいる。防衛のための軍事研究は必要との主張が出てきたからだ。宇宙開発や、人工知能、バイオテクノロジーなど最先端の科学技術は、軍事にも民生にも役立つ(デュアルユース)、だからこれまでの方針は足かせになるという意見もある。これに対し本書は「軍事研究に手を染めない」方針がどのように確立し機能してきたのか、無理や限界がなかったのかを歴史に問い、新たな情況下で初心を生かす道を探る。
目次 : 第1章 「軍事研究」前史―ダイナマイトから七三一部隊まで/ 第2章 冷戦がすすむなかで―大学が聖域になったとき/ 第3章 ベトナム戦争の時代―「平和の目的に限り」の定着/ 第4章 新冷戦の時代―「平和の目的に限り」の裏で/ 第5章 冷戦終結後―進みゆく「デュアルユース」/ 第6章 軍事研究の是非を問う―何をどこまで認めるか
【著者紹介】
杉山滋郎 : 1950年生まれ。東京大学大学院理学系研究科科学史・科学基礎論専攻博士課程満期退学、博士(学術)東京工業大学。現在、筑波大学講師、北海道大学理学部助教授、教授、CoSTEP代表(兼任)を経て北海道大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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無重力蜜柑
読了日:2022/08/23
スプリント
読了日:2017/04/09
hajimemasite
読了日:2017/08/02
6haramitsu
読了日:2017/05/08
ミント
読了日:2019/06/28
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