Product Details
ISBN 10 : 4022737433
Content Description
子どもを育てられなくなった親たち。誰が「家族」を壊しているのか?年間10万件を突破し、今なお児童虐待は増え続けている。困窮の中で孤立した家族が営む、救いのない生活。そこで失われていく幼い命を、なぜ私たちの社会は救うことができないのか?数々の児童虐待事件を取材した著者が、その背景にある日本社会の家族規範の変容を追いながら、悲劇を防ぐ手だてを模索する。
目次 : 第1章 ルポ 厚木男児遺体放置事件/ 第2章 「近代家族」という呪縛―二つの虐待事件を追って/ 第3章 国家と家族のあいだで―「満州女塾」再考/ 第4章 社会につながれない「ニューカマー」たち―川崎中1殺害事件の深層にあるもの/ 第5章 育児は母親だけの義務か?―母性から降りる、共同体で支援する/ 付録 誤解される「子どもの精神障害」―児童精神科医・滝川一廣さんとの対話/ 終章 家族はどこへ向かうのか―虐待予防の現在、そして新しい家族の形のために
【著者紹介】
杉山春 : 1958年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。雑誌記者を経てフリーのルポライター。『ネグレクト 育児放棄―真奈ちゃんはなぜ死んだか』(小学館文庫)で第11回小学館ノンフィクション大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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しいたけ
読了日:2018/07/27
ゆう。
読了日:2018/01/21
鈴
読了日:2019/04/01
あやの
読了日:2020/01/18
鴨ミール
読了日:2018/04/15
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