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西武池袋線でよかったね 交通新聞社新書

杉山尚次

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784330019253
ISBN 10 : 4330019256
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2025
Japan

Content Description

東京だけど東京じゃない!池袋の微妙さ。田無は吉祥寺よりでかい。江古田も石神井も戦場だった。跳んで三多摩は可能か?ひばりが丘に『孤独のグルメ』がやってきた。

目次 : 第1章 まちの記憶を掘り出す(田無のザンネン―井の頭線と中央線/ 幻の路線を推理してみた―3つの「幻」に根拠あり ほか)/ 第2章 いまふたたびの団地ブーム?(『孤独のグルメ』がひばりが丘団地にやってきた―東京だけど東京じゃない/ 翔んで三多摩!?―「ファスト風土」と「郊外化」 ほか)/ 第3章 武蔵野と郊外を歩く意味(渋谷だって武蔵野である(あった)―独歩を読む赤坂憲雄/ 「武蔵野」をめぐる思想のドラマ―柄谷行人、加藤典洋 ほか)/ 第4章 川から武蔵野の歴史をたどってみる―少し違ってみえる地元(もしも「ブラタモリ」がひばりが丘に来たら―地形の想像力/ 川は流れて「新座」は「新羅」―“水系史観”の源流 ほか)/ 第5章 軍都 武蔵野(柳沢に原爆?―そもそも無差別都市爆撃は国際法違反である/ フェンスの向こうのアメリカ1 北多摩編―旧日本海軍「大和田通信所」 ほか)

【著者紹介】
杉山尚次 : 1958年、東京生まれ。編集者。1981年、弘前大学人文学部卒。出版社勤務を経て2007年に独立、2011年から言視舎代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 岡本

    Kindle。西武池袋線沿線の書店で見かけたので、沿線周辺と池袋線の歴史の本かと思ったら、東京都下全般や郊外の話が中心。地域サイトのコラムを纏めた一冊なのであまり纏まっている印象は無かったものの、引用が多いので、気になった書籍を深掘ってもいいかもしれない。

  • Tomomi Yazaki

    西武池袋線沿線の人たち以外、一体誰がこの本を買うのでしょうか。都会とは言え微妙な位置づけの池袋。その池袋と郊外を結ぶ西武池袋線もまた微妙。でも世界に誇るアニメ文化もまた、ここから始まっている。手塚治虫、赤塚不二夫、藤子不二雄、松本零士、そして宮崎駿。この錚々たる人たちも、なぜか西武池袋線なのです。驚くべきことに、実に日本の漫画家の4割が西武池袋線に住んでいるそうです。著者の考察は奈良時代まで遡り、最後は第二次世界大戦を舞台とした米軍基地問題まで記載され、とてもよかったね、とは言えないシュールな内容でした。

  • Go Extreme

    西武池袋線の微妙さ 郊外から東京を読み解く まちの記憶を掘り起こす 幻の環状線計画 田無の歴史的ザンネン 幻の路線推理 鉄道忌避伝説の考察 漫画家の梁山泊 大泉学園の文化的側面 武蔵野小説のリアリティ 団地ブームの深掘り 東京らしからぬ東京 日本社会の郊外化 ファスト風土の病理 西武的なるもの 団地の集団主義 軍事施設跡地の団地 武蔵野概念の変容 風景の発見 歩けるまちの可能性 東京の環状道路 16号線の郊外化 村上春樹の喪失感 地形から歴史を読む 川の地図辞典 水系史観の源流 古代東アジアの政治状況

  • ゆんろん

    西武沿線でも、池袋にあるわけでもない書店で見つけ、これは、と思って購入したら、沿線の駅の側にある書店で積まれているのをみて、そりゃそうだよな、と、ちょっと後悔。どうせならご縁の深いところでもとめればよかった。割り切って資料に依拠した記述に徹しているので、元ネタをじっくり読みたくなってしまうのがある意味では困りものだが、第五章の「軍都 武蔵野」にあるような観点からのまとめは個人的にはあまり目にしたことがなく、たくさんの気づきを頂いた。帯のコピーのひそみにならえば「東京じゃないけど東京」なのかな。

  • らすた

    地元民として必読と思い手に取りました。著者も書いている通り素人っぽさにあふれてます。そこが良さとも言えますが、散漫な感じを受ける部分も多くてちと残念。 特に『武蔵野』の話は興味が持てませんでした。

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