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「われ感ず、ゆえにわれ在り」の美学 ドイツ啓蒙主義における「感情」と「感覚」の系譜

杉山卓史

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784784221165
ISBN 10 : 4784221166
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

18世紀、バウムガルテンの手により誕生した美学は、当初「感性の学」として構想された。しかしその後ヘーゲルらによる再編を経て、「美」や「芸術」の哲学へと変容していく。
本書はそうした歴史的展開を踏まえつつも、18世紀ドイツに端を発する美学の原点に立ち返り、「感情/感触(Gefuhl)」と「感覚(Empfindung)」という二つの概念に光を当てる。カント、ヘルダー、メンデルスゾーンらの思想のなかで、これらの概念はいかに捉えられ、そしてどのように美学の理論形成に寄与してきたのか。

さらには、アカデミーの懸賞課題や翻訳といった当時の外的要因、実際の芸術現象たる多感様式の分析など、多角的な視点からその展開を探りつつ、現代の美学的議論や認知科学にも通じる知的地平を拓く。

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