杉原志啓

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稀代のジャーナリスト、徳富蘇峰 1863-1957

杉原志啓

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Product Details

Genre
：
Philosophy,History &Religions
ISBN/Catalogue Number
：
ISBN 13 : 9784894349513
ISBN 10 : 4894349515
Format
：
Books
Publisher
：
藤原書店
Release Date
：
December/2013
Release Country
：
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
富岡幸一郎 ,  

Content Description

明治２０年代、時代の新思潮を謳う新進の思想家として華々しく論壇へ登場、以後政治・経済・社会・文学・歴史など広範な領域において旺盛な言論執筆活動を繰り広げ、また『国民之友』『国民新聞』を発行・経営し、多くの後進ジャーナリストを発掘・育成。そして『近世日本国民史』全１００巻で、日本という国家の歴史を描きえたこの巨人の全体像に迫る。

目次 : １　徳富蘇峰と近代日本（近代日本精神史に於ける徳富蘇峰/ インタビュー　蘇峰と「日本」/ インタビュー　近代日本史を描きえたジャーナリスト　ほか）/ ２　いま、なぜ徳富蘇峰か（徳富蘇峰の全体像―ジャーナリスト・新聞雑誌経営者・思想家・歴史家/ 蘇峰の原郷―熊本から見たその生涯/ 新島襄と蘇峰　ほか）/ ３　蘇峰をめぐる人々（横井小楠と蘇峰/ 勝海舟と蘇峰/ 福沢諭吉と蘇峰　ほか）

【著者紹介】
杉原志啓 : １９５１年山形県生。学習院大学大学院政治学研究科博士後期課程修了。音楽評論家。学習院女子大学講師。日本政治思想史

富岡幸一郎 : １９５７年東京都生。中央大学文学部仏文科卒業。文芸評論家。関東学院大学教授。鎌倉文学館館長（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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  • 1.3manen

    読了日：2015/05/04

    桶谷秀昭氏：福澤諭吉『脱亜論』は誤解されている。それは、時務論だったことを忘れているためという（24頁上段）。時代的文脈で、当時何を言わざるを得なかったのか。この視点は、今の安倍独裁改憲路線おいても示唆するところがある。日清戦争で蘇峰は変わった。軍人からの情報もあり、日本人にたいする先進帝国主義の抑圧体制で国権論者と化した（38頁）。安倍の暴走は大丈夫か？ 杉原志啓氏：蘇峰晩年の読書は95歳で本を買うようなのは俺ぐらいと喝破（93頁下段）。

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