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さくら村は大さわぎ

朽木祥

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784092893085
ISBN 10 : 4092893086
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

さくら村には、さくらの木がいっぱいうわっています。それぞれのさくらの木に名前がついているのです。そんなさくら村では、毎日いろんなことが起きます。とんでもないことや、笑っちゃうことや、それはもうたくさんです。さて、どんな事件かといいますとね―。

【著者紹介】
朽木祥 : 広島市出身。被爆2世。上智大学大学院博士前期課程修了。デビュー作『かはたれ』(福音館書店)で児童文芸新人賞、日本児童文学者協会新人賞ほか受賞。『彼岸花はきつねのかんざし』(学研プラス)で日本児童文芸家協会賞、『風の靴』(講談社)で産経児童出版文化賞大賞、『光のうつしえ』(講談社)で小学館児童出版文化賞及び福田着清人賞、『あひるの手紙』(佼成出版社)で日本児童文学者協会賞受賞

大社玲子 : 1946年山口県生まれ。青山学院大学英米文学科卒業、在学中から子どもの本の絵を描き始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • はる

    優しい物語。昔から子どもが生まれたら、桜の苗木を一本植えるきまりがあるさくら村。村じゅうが、さくら、さくら。さくらでいっぱい。素敵だなぁ。風景を想像するだけでわくわくする。そんなさくら村で暮らす人たちの穏やかな日々の出来事。どこか懐かしい、ほのぼのとした世界に癒やされました。

  • よこたん

    “スーイ、スイ。湾に流れこむ小さな川が白くうかびあがって、その上にもホタルたち。ふわり、ふわふわ、光がまいます。ゆらり光って、ゆうらり消えて。夢のなかにいるみたい。” 心の抽斗がひとつぽうんと開いた。幼い私のホタルの記憶のなかにいた人たちの顔は、もうはっきりとは思い出せないのだけれど。確かに夢のような光景だった。穏やかな村の暮らしの中で、季節の移ろいのお楽しみを、分かち合える人々がいることは幸せだ。遠くから綿菓子のように浮かんでみえる桜の花や、焼き立てのパンの匂い。小さな楽しみは、そこここにあるんだな。

  • しゃが

    朽木さんの優しい物語も好み。さくら村はさくらの木がいっぱい、海も森も畑も動植物も、そして、子どもたちと大人たちが暮らしている。今では理想郷のような村だった。走って登下校する子どもたち、助け合う住民たち、何より子どもが生まれたら桜の木を庭に植えることが懐かしい、今では授からない人から見たら寂しいかもしれないが、こんなコミュニティなら、支え合えるかも。私が生まれた時、祖父が屋敷田のそばに嫁入りを願い桐の木を植えてくれた。が、大木になるはずもなく、桐の下駄くらいしか作れなかっただろう。そんなことを思い出した作品

  • ぶんこ

    桜と海と山、川に囲まれた村。子どもが産まれると桜を植える習慣の村なので、桜に囲まれているというのは子どもが多い賑やかな村でもあるということ。過疎の村ではないのですね。移住してきたパン屋さん一家にも優しく、独居のおじいさんにも優しくていいな。読んでいると住んでみたくなりました。

  • anne@灯れ松明の火

    読みたい本に入れていたら、テーマコーナーで出会った。読むなら今♪と思ったが、村の1年間のお話で、他の季節に読んでも大丈夫。でも、やっぱり桜の季節がオススメかな。さくら村は、名前の通り、桜がいっぱい。なぜなら、子どもが生まれると、その子の名前を付けて桜を植えるから。大きな桜も、小さな桜も、春には満開! 自然いっぱいの村で、のびのびと過ごす子どもたち。ヘルメットに鳥の巣、蛍狩り、捨て鶏など、小さな事件が描かれ、楽しく読了。大社玲子さんの素朴な挿絵も良かった。

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