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ISBN 10 : 4797680296
Content Description
あのフェルメールの傑作はもう見られない?
1990年3月、米ボストンのプライベート美術館、イザベラ・スチュワート・ガードナー美術館からレンブラントの〈ガリラヤの海の嵐〉を含む10数点の美術品と共にフェルメールの〈合奏〉が盗まれた。以来、約30年、美術ファン、美術館関係者の期待も虚しく、〈合奏〉はその姿を現していない。
著者は他のフェルメール作品〈手紙を書く女と召使い〉〈恋文〉〈ギターを弾く女〉が盗まれた事件の背景を分析し、IRA(アイルランド共和軍)の関与などの政治的な動機、保険金目的、富豪コレクターの指示……といった側面から推理。同時にFBIによる捜査の進捗からもアート界最大のミステリーを追う。加えて、パトロンの存在、カメラ的な技術の導入、現存するものは最大37点といわれる作品数など画家フェルメールの謎にも言及。
2000年刊『盗まれたフェルメール』を踏まえつつ、〈合奏〉にまつわる新事実を報告する決定版。
原田マハ氏(作家)、福岡伸一氏(生物学者)推薦
目次より
第一章 フェルメールとガードナー美術館盗難事件
第二章 美術品盗難の奇妙な世界
第三章 ガードナー美術館盗難事件の捜査、最初の二三年間
第四章 〈恋文〉と〈ギターを弾く女〉事件
第五章 〈手紙を書く女と召使い〉、最初の盗難事件
第六章 一七世紀、フェルメールのコレクターたち
第七章 〈手紙を書く女と召使い〉二度目の盗難事件
第八章 今、〈合奏〉はどこに?
著者略歴
朽木ゆり子(くちきゆりこ)
ジャーナリスト。東京都生まれ。国際基督教大学社会学部卒業。同大学院行政学修士課程修了。米コロンビア大学大学院政治学科博士課程に学ぶ。1987〜92年、『エスクアイア』誌副編集長。94年よりニューヨーク在住。著書に『フェルメール全点踏破の旅』『ゴッホのひまわり全点謎解きの旅』(ともに集英社新書)、『盗まれたフェルメール』『謎解きフェルメール』(小林頼子氏との共著)『ハウス・オブ・ヤマナカ』(すべて新潮社)などがある。
【著者紹介】
朽木ゆり子 : ジャーナリスト、ノンフィクション作家。東京都生まれ。国際基督教大学、米コロンビア大学大学院に学ぶ。フリーランスライター、編集者となり、1987〜92年、『エスクァイア日本版』誌副編集長。94年よりニューヨーク在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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gonta19
読了日:2023/10/18
佐島楓
読了日:2018/10/14
アキ
読了日:2018/10/12
むっちゃん✿*:・゚
読了日:2018/10/25
ぐうぐう
読了日:2019/05/16
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