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朝鮮王朝実録 改訂版

朴永圭

User Review :5.0
(1)

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784873763910
ISBN 10 : 4873763916
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

むずかしい『朝鮮王朝実録』を、誰もが楽しんで読めるように解説。世宗の訓民正音の秘密、『宮廷女官チャングムの誓い』『ホジュン』など、重要な歴史的事件やドラマでおなじみの人物を中心に、興味深い内容満載。第1代・太祖から第27代・純宗まで、すべての王の家系図を完全掲載。

目次 : 第一代・太祖実録/ 第二代・定宗実録/ 第三代・太宗実録/ 第四代・世宗実録/ 第五代・文宗実録/ 第六代・端宗実録/ 第七代・世祖実録/ 第八代・睿宗実録/ 第九代・成宗実録/ 第十代・燕山君日記〔ほか〕

【著者紹介】
朴永圭 : 韓国・慶尚南道山清出身。韓国外国語大学独文学哲学科を卒業。ヘオルム出版社、海東仏教新聞社勤務を経て、1996年、後にミリオンセラーとなる『一冊で読む朝鮮王朝実録』で文壇デビュー。現在、文学、哲学、歴史分野を中心に多数の著書を発表。執筆活動のかたわら、フリースクール“茶山学校”を運営し、教育にも力を注ぐ

神田聡 : 群馬県富岡出身。群馬県立高崎高等学校、慶応義塾大学文学部文学科(中国文学専攻)卒業。読売新聞社外報部(現・国際部)の記者時代、延世大学で韓国を学んだことを機に、のち翻訳に専念

尹淑姫 : 韓国・全羅北道出身。国立全北大学数学科卒業。群山女子中学校、聖心女子高等学校で数学を教えたのち日本に留学。大東文化大学大学院日本文学(現代語・古典語文法)専攻博士課程修了。語学専門学校講師などを経て、通訳・翻訳に専念。神林留学生奨学会OB。夫・神田聡との共訳がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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朝鮮王朝の通史の翻訳。今でも朝鮮歴史ドラ...

投稿日:2021/07/10 (土)

朝鮮王朝の通史の翻訳。今でも朝鮮歴史ドラマは、日本で多く放送されているが、書籍となるとTVドラマに合わせたムック本が殆ど。その中にあって、本国で書かれた史書が抄訳とはいえ紹介される意義は大きい。近親者による王位簒奪や王家を壟断した悪女等、同時代の日本史ではお目にかかれぬ事件も多い。尤もそれ故に、史実を基にした歴史ドラマでも劇的で面白く作れるのだろう。

トロ さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 崩紫サロメ

    朝鮮王朝実録の抄訳&解説。私のように割とヘビーに韓国時代劇を見ていると楽しく読めると思うのだが、気になる点がいくつか。まず、タイトルとは異なり、『朝鮮王朝実録』そのものではない。念のため。また、抄訳の部分と解説の部分が混在している。各実録の成立背景については節を設けているのだが、鄭道伝や光海君のように、実録自体では貶められている人物に対する再評価が同じ段落でなされていたりする。節を分けるか注をつけて欲しかったが、わかりやすさ優先でこういう形になったのか。

  • ももんが

    長かった〜。でも、これを読み終えることができたのはドラマを見ていたからだと思う。俳優さんの顔を思い浮かべて人物を整理でき、繋げていけた気がする。 だいぶ、詳しくなってきたとニンマリ。韓流時代劇好きな人はおすすめ。あたり前だが、ほとんど字のみ。

  • Francis

    朝鮮王朝の始祖 太祖李成桂から最後の皇帝純宗までの27人の国王・皇帝の事績を書いた「朝鮮王朝実録」を著者がさらに簡単にまとめた韓国のベストセラー。王の事績だけでなく、王妃など王の家族、治世当時に活躍した学者をはじめとする文化人についても書かれている。これでも結構難しいけど、面白かった。「イ・サン」や「トンイ」などの韓国時代劇が好きな方は資料として是非読んでみて。

  • さく

    初代国王(1392〜1398在位)から第27代最後の国王(1907〜1910在位)までを網羅。各王の時代背景、政局、家族のことなど。韓国時代劇のガイドとして、最近見たドラマの登場人物、光海君の前後の章を読んでみた。簡単に理解できるようなものではなかったけれど、今までの歴史知識ゼロから一歩進めた感じ。通して読むのはだいぶ大変そうなので興味をもったところを読み進めたい。

  • amishima

    妻の韓国ドラマ趣味に付き合い、韓国時代劇をたくさん見てきました。数年前に『六龍が飛ぶ』を観終わった後に「史実として、朝鮮王朝のことをきちんと理解したい」と思っていたので、この分厚い本に手を伸ばしました。朝鮮は、建国の初代王・李成桂の想いをよそに、官僚による政治を望まない王子たちが反乱を起こしたことを発端として、王位継承のたびに、派閥化した官僚たちを巻き込んだ血みどろの政争を繰り返してきました。滅亡はしたものの、この本に記された519年もの歴史は江戸時代よりも長いわけで、改めてすごいことだと感じた次第です。

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