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完全版 土地 3巻

朴景利

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784904855430
ISBN 10 : 4904855434
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

崔致修殺害事件は関わった者たちの処刑で幕を下ろした。平穏を取り戻そうとしていた平沙里は干ばつに襲われ、崔参判家の財産を狙う没落両班の趙俊九は妻子を連れて乗り込んできた。災厄は続く。コレラの流行が多くの死者を出し、参判家の跡取り娘・西姫は後ろ盾となる人々を失った。翌年には麦が大凶作となり、趙俊九はこの機に乗じて参判家の実権を握るべく卑劣な手段で攻勢に出た。幼いながらも西姫は当主として果敢に立ち向かい、寿童、吉祥、鳳順、俊九に反発する一部の農民と共に、大胆な反撃に出た。誇り高き西姫の戦いがここから始まる。

【著者紹介】
朴景利 : 1926年、慶尚南道統営市生まれ。晋州高等女学校、ソウル家庭保育師範学校(世宗大学の前身)卒。1955年に短編小説「計算」でデビュー、1957年に短編「不信時代」で『現代文学』新人賞受賞。1969年から25年間にわたって書き継がれた大河小説『土地』は代表作。1994年に『土地』が完結した後も小説、詩、エッセイを書き続けた。晩年には環境問題に関心を深め、江原道原州の自宅菜園で有機栽培などしながら、意欲的に執筆を続けた。2008年没。享年81歳

金正出訳 : 1946年青森県生まれ。1970年北海道大学医学部卒業。現在、美野里病院(茨城県小美玉市)院長。医療法人社団「正信会」理事長、社会福祉法人「青丘」理事長、青丘学院つくば中学校・高等学校理事長も務める

吉川凪 : 大阪生まれ。新聞社勤務の後、韓国に留学。仁荷大学博士課程修了。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 崩紫サロメ

    主人公西姫の父親が殺され、その犯人らが処刑される。母の失踪、父の殺害という事件後の西姫の心境については描写が少なめで、主犯格の両班の妻の自殺、共謀者の妻の苦境、彼女と情を交わした李龍とその妻の悲劇などを中心に群像劇として展開する。常民である李龍はもう一人の主人公と言えるポジションだが、彼の身勝手さ、葛藤、葛藤してるのはわかるけどお前勝手だよ……と思わせる描写が非常に上手い。最後の方で幼い西姫が財産を狙う遠縁と戦う場面。

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