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近代日本の中国学 その光と影 アジア遊学

朱琳

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784585325451
ISBN 10 : 458532545X
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

古来、日本にとって大いなる「他者」であり続けている中国。
近代化を目指した日本において、その中国との差異化は文明論の大きな課題であった。
伝統的な「漢学」を打破しつつも、西洋の「シノロジー」をそのまま受容せず、独自の「支那学」を作り上げた近代日本の知識人たち。
その学問は戦争や時局の流れに翻弄され、時には光となり人々の心を照らし、また、影となり批判や反省の対象となることもあった。
知の編成・連鎖・再生産といった視点から、近代日本の中国学の変遷過程をたどり、東アジアの近代知のあり方および文化交流の実態の一面に迫る画期的論集。

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Book Meter Reviews

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  • さとうしん

    近代中国と関わった漢学者ないしは「支那学」者、画家、探検家、ジャーナリストと五つの区分に分けた論集で、「支那通」に割かれた部分は最後の第X部ぐらいであるが、その実全編を通して当時の中国学の裏面とともに学者と「支那通」との相克がテーマになっているように思う。2000年代からこの方、中国学では研究者も専門に引きこもっているのではなく現実の中国を知らなければという空気が強くなっているが、戦前から同じようなことを繰り返しているのかもしれない。

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