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大阪弁の深み その独特の魅力を味わう Php新書

札埜和男

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569859095
ISBN 10 : 4569859097
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
April/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

パトカーの写真の上に目立つ文字で「アンタのこと、迎えに来たで。」。大阪府警察の募集ポスターにはくすっと笑えるものが多いが、大阪弁の軽妙さをうまく活かしているといえる。一方、大阪弁は他人を自分のペースに上手く巻き込むことができる方言でもある。本書ではそのような大阪弁の機能や、老舗遊園地を復活させた大阪弁戦略、優美な大阪ことばなどを取り上げ、独特の魅力に迫る。
(内容例)
●「知らんけど」を使った大阪府警の募集ポスター
●「ひらパー」の大阪弁戦略
●「おっさん」、「おばはん」など屋号は大阪弁
●「MID」という大阪弁表記
●法廷で大阪弁を使う理由
●弱い立場の人を救う方言
●大阪国税局の調査能力が一番高い理由
●野球のアウトは「アカン」!?
●魔法のことば「ぼちぼちいこか」
●「させていただく」は関西起源!?  浄土真宗との深い関係
●米には「チンチンミズ」が必要――農業の関西弁
●「急(せ)えて急(せ)かん」とはどういう意味?
●「おはようおかえり」は「早く帰って来なさい」という意味ではない

【著者紹介】
札埜和男 : 龍谷大学文学部哲学科教授。日本笑い学会理事。1962年大阪府交野市生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。教員生活(中学校2年・高校29年)では主に国語科を担当。高校教員在職中に博士号(文学・大阪大学)を取得。2022年より龍谷大学文学部准教授。25年4月より現職。文学作品を題材にした模擬裁判「文学模擬裁判」を創出し全国で指導(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • いぬたち

    大阪についての本。他の大阪本と比べてやや変化球なテーマを扱っており大阪に関する本を何冊か読みたい人はこの本を選んでもいいかもしんない。個人的には司法での大阪弁に関することで大阪弁がもたらす機能をいくつかに分類して心理的な影響を考察する点は興味深い内容であった。

  • Go Extreme

    話し手を自分のペースに巻き込む大阪弁 大阪弁による言語景観 シリアスなビジュアルとコテコテの大阪ギャグ ユニークさが伝統 「なんでうまいねん!」とツッコミを促す看板 親密さのバロメーター「まいど」 考えさせる仕掛け 曖昧な表現が話を繋げる 仲間意識が生まれるコミュニケーション機能 言葉による場の緩和機能 心理的接触機能 特殊な人間関係の上で成立する取調べ とぼけた大阪弁で権力に対抗 公の場でも使われる大阪弁 大阪を読み解く「大阪学」 共通語化した大阪弁 応援方法であり相手を参らせる猛索ヤジ ほんまおおきに

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