Product Details
ISBN 10 : 4569859097
Content Description
パトカーの写真の上に目立つ文字で「アンタのこと、迎えに来たで。」。大阪府警察の募集ポスターにはくすっと笑えるものが多いが、大阪弁の軽妙さをうまく活かしているといえる。一方、大阪弁は他人を自分のペースに上手く巻き込むことができる方言でもある。本書ではそのような大阪弁の機能や、老舗遊園地を復活させた大阪弁戦略、優美な大阪ことばなどを取り上げ、独特の魅力に迫る。
(内容例)
●「知らんけど」を使った大阪府警の募集ポスター
●「ひらパー」の大阪弁戦略
●「おっさん」、「おばはん」など屋号は大阪弁
●「MID」という大阪弁表記
●法廷で大阪弁を使う理由
●弱い立場の人を救う方言
●大阪国税局の調査能力が一番高い理由
●野球のアウトは「アカン」!?
●魔法のことば「ぼちぼちいこか」
●「させていただく」は関西起源!? 浄土真宗との深い関係
●米には「チンチンミズ」が必要――農業の関西弁
●「急(せ)えて急(せ)かん」とはどういう意味?
●「おはようおかえり」は「早く帰って来なさい」という意味ではない
【著者紹介】
札埜和男 : 龍谷大学文学部哲学科教授。日本笑い学会理事。1962年大阪府交野市生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。教員生活(中学校2年・高校29年)では主に国語科を担当。高校教員在職中に博士号(文学・大阪大学)を取得。2022年より龍谷大学文学部准教授。25年4月より現職。文学作品を題材にした模擬裁判「文学模擬裁判」を創出し全国で指導(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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読了日:2025/08/27
Go Extreme
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