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指揮者の名盤 50人のマエストロを聴く 平凡社新書

本間ひろむ

User Review :4.0
(2)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582852066
ISBN 10 : 4582852068
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2003
Japan

Product Description

タクト一本を振ってオーケストラやコーラスから音を引き出し、自らの感性に満ちた音楽世界を創り上げるのが指揮者という人々だ。音楽家の中でこれほど不思議かつ魅力的な職業はないだろう。一九世紀生まれの巨匠フルトヴェングラー、トスカニーニから、クラシックブームを導いたカラヤンやバーンスタイン、そして小沢征爾など世界を翔る日本人指揮者まで、個性溢れる世界のマエストロ五〇人の、これだけは聴いておきたい名盤CDを紹介する。
●本間ひろむ【著】 サイズ11×19cm 217ページ

【目次】
第1章 19世紀生まれの巨匠たち
第2章 20世紀の個性派たち
第3章 カラヤン、ベームの時代
第4章 アメリカを制したハンガリー系指揮者
第5章 欧州を席巻するイタリア人指揮者
第6章 洒脱なエスプリ―フランス・ベルギー系指揮者
第7章 サーの称号を持つ音楽家たち―イギリス人指揮者
第8章 民族の香り―ロシア・スラヴ系指揮者
第9章 世界を翔ける日本人指揮者
第10章 古楽器・室内管弦楽派の系譜
第11章 ソリストからの華麗なる転身組
第12章 新世紀のカリスマたち

Content Description

タクト一本を振ってオーケストラやコーラスから音を引き出し、自らの感性に満ちた音楽世界を創り上げるのが指揮者という人々だ。音楽家の中でこれほど不思議かつ魅力的な職業はないだろう。一九世紀生まれの巨匠フルトヴェングラー、トスカニーニから、クラシックブームを導いたカラヤンやバーンスタイン、そして小沢征爾など世界を翔る日本人指揮者まで、個性溢れる世界のマエストロ五〇人の、これだけは聴いておきたい名盤CDを紹介する。

目次 : 第1章 19世紀生まれの巨匠たち/ 第2章 20世紀の個性派たち/ 第3章 カラヤン、ベームの時代/ 第4章 アメリカを制したハンガリー系指揮者/ 第5章 欧州を席巻するイタリア人指揮者/ 第6章 洒脱なエスプリ―フランス・ベルギー系指揮者/ 第7章 サーの称号を持つ音楽家たち―イギリス人指揮者/ 第8章 民族の香り―ロシア・スラヴ系指揮者/ 第9章 世界を翔ける日本人指揮者/ 第10章 古楽器・室内管弦楽派の系譜/ 第11章 ソリストからの華麗なる転身組/ 第12章 新世紀のカリスマたち

【著者紹介】
本間ひろむ : 1962年東京都生まれ。文筆業。大阪芸術大学芸術学部文芸学科中退。出版社勤務を経てフリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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サブタイトルに「50人のマエストロを聴く...

投稿日:2021/04/18 (日)

サブタイトルに「50人のマエストロを聴く」とあるように、約200ページの新書版に50人の指揮者を取り上げているので、一人の紹介が3ページとなり代表盤も一枚だけとなって、全体がとても薄味になってしまう。本書に掲載の指揮者はほとんどが相当数の録音を残しているので、名盤を一枚だけというのは無茶な話であり、CD購入の参考にしたいと考えている読者としては非常に物足りない。もっと分厚くてもいいから、著者の音楽的知識を存分に発揮して、読者の音楽的な知的好奇心を満足させる内容にしてほしかった。

snk さん | 北海道 | 不明

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どうせよくある指南本の一つに過ぎないだろ...

投稿日:2011/11/05 (土)

どうせよくある指南本の一つに過ぎないだろうと思って読み始めた。ある意味取り立てて新鮮な感じはしないで、想像通りでもあったが、少なくとも一冊持っていて損はない本だと思う。何より、各章を4人づつで上手くまとめているところが見事。たいてい「上手くまとめる」ように書かれた指南本はアテにならないつまらないものが多いが、この一冊に限って言えば そことなく納得してしまうのは、主観性を極力抑えようとしているからだろうか? 惜しむらくは、「指揮者の名盤」というタイトルなのに、主たる名盤が 主文の中に一つしか詳細されていないところかな。

エーテルの風 さん | 長野県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • trazom

    ブックオフで百円だからと言って、こんな本を買ってはいけなかった。「ヴァントはただ凡庸な限り」「芸術家の仮面を被ったカラヤン」など、演奏家を上から目線で批評する姿勢は好みではない。クライバーさんの交響曲第4番の演奏を「ベートーヴェンのオーケストレーションが素晴らしいのか、クライバーのタクトが凄いのか判断に迷うほどの名演」とは、一体どういう意味か? 音楽において絶対的なのは、作曲家の残した楽譜である。その圧倒的な芸術的成就を音として再現してくれる演奏家という存在に、私はいつも、限りない尊敬と感謝を忘れない。

  • うん。

    物足りなさでいっぱい。特に、一人の指揮者につき、推薦盤が一枚というのは、なかなか率直というか、さっぱりしすぎというか......このやるせなさを......。

  • 牧神の午後

    50人と人数が限られているので、シューリヒトやドラティ、ブロムシュテットといった燻し銀的指揮者が漏れるのは不満。さらに紙幅も限られているので一人当たりの記述量も薄く、なによりも2003年出版なんで、鮮度が古い。クライバー生きていますから。初心者はこうした本をガイドにCDを購入するのもよいし、擦れてくると、え〜なんでこの指揮者でこのCDを挙げるかなぁ?といった天の邪鬼的楽しみもあり。リヒターのもう一枚はロ短調ミサの日本ライブだろう?とか、ミュンシュは火吹きのブラ2がないと話にならない、と言うレベルですよ?

  • 日向夏

    クラシックど素人の自分としては、様々な指揮者の人生や特徴、時代の流れをざっと読めたのでおもしろかった。それにしてもカラヤンへの皮肉をあちこちに散りばめるのはやめてほしい。あんまりネガティブなことは聞きたくない。。

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