Books

戦国史のミカタ 祥伝社新書

本郷和人

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784396117139
ISBN 10 : 4396117132
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

見方を変えることで、見えてくるもの
日本史における激動の時代であり、人物が躍動した戦国期を、「合戦」「天下人」「家康の家臣操縦術」「戦国女性」の4テーマに分け、著者独自のミカタ(見方)で読み解いていく。たとえば――織田信長は、命をかけて死に立ち向かった者だけを認めた。どんなに有能でも、戦場で成果を残せなかった者、戦死してしまった者は「こっち側」に来られなかった者として認めなかった。ここに、信長の死生観と家臣評価の特徴がある。いっぽう、豊臣秀吉の家臣評価は文官優位。武将といえどもデスクワークができない者は評価しなかった――。見方を変えると、新たなおもしろさが発見できる!
※本書は、産経新聞の連載「本郷和人の日本史ナナメ読み」(2023年1月5日〜2024年3月14日。現在は終了)をテーマごとに再構成して加筆修正し、新章・新原稿を加えたものです。

【著者紹介】
本郷和人 : 東京大学史料編纂所教授、博士(文学)。1960年、東京都生まれ。1983年、東京大学文学部卒業。1988年、同大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。同年、東京大学史料編纂所に入所、『大日本史料』第5編の編纂にあたる。東京大学大学院情報学環准教授を経て、現職。専門は中世政治史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • skunk_c

    著者らしい軽妙な語り口で、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康を軸に語る。特に徳川家康の家臣についてかなり詳しく書いてあり、知らないことが多かったので面白かった。全体的に戦国時代の歴史を知るというよりは、タイトル通りどのように捉えるかという視点を強く感じ、とりわけ関ヶ原については戦以前の外交戦を重視する視点は納得。ただ、名前を出さずに他者の研究姿勢を批判しているが、やはりどなたのどの説についてかは明らかにしてほしかった。そうでないと著者だけが高みからもの申しているように感じてしまうのだ。敵を作りたくないのかしら?

  • アリーマ

    前半の信長、秀吉、家康の政策や戦い方、部下の徴用のメソッドなどの比較は非常に面白く読んだ。残りの戦国大名分析や戦国女性の話は、正直細かすぎてかなりマニアックだったり、どうも散漫だったり。語り下ろしを聞き書きのものらしく、話がかなりあちこち飛ぶ。ライターと編集のまとめ力がもう少し欲しい感じ。前半と後半のクオリティに差があるのが気になった。★★★⭐︎

  • onasu

    暫く手にしていなかった歴史ものの新書ですが、本郷先生のは、やはりおもしろい。  桶狭間、長篠、金ヶ崎の合戦の考察、三英傑の登用する人材タイプの違い、井伊家と藤堂家に加増した思惑、天海と崇伝、井伊直政の性格と直虎は普通に男性でしょう、等など。それと、最近ちょっと好きな重箱の隅、戦国武将の執念深さ・家康編。  歴史知識にはアップデートが必要なようなので、折にふれて読んでいこうですね。

  • fseigojp

    いわゆる京都派が権門体制論で、東京派が東国国家論

  • カモノハシZOO 

    海音寺潮五郎のほうがおもしろかった。作家じゃあないんだから、当たり前か?⤴

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items