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発達障害と知的障害 早期発見・早期支援の最前線 Sb新書

本田秀夫

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784815621636
ISBN 10 : 4815621632
Format
Books
Release Date
March/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「早く」気づいて「ゆっくり」育てる。この本では、「知的障害とは何か」「発達障害と知的障害の関連」「知的障害の子をどう育てていけばいいか」を解説しています。知的障害の支援において「早く」と「ゆっくり」はどちらも重要です。このことの意味を、みなさんも一冊を通して実感してほしいと思います。主には知的障害(気づかれにくい軽度知的障害、境界知能)の話をしますが、発達障害とも関連する内容です。2つの障害のことを知りたい方は、ぜひご一読ください。

目次 : 第1章 どうして「早く」支援するのか?/ 第2章 知的障害・発達障害の基本を知る/ 第3章 知的障害は「ゆっくり」/ 第4章 「ゆっくり」にみえない子どもたち/ 第5章 「ゆっくり」な子どもの育て方/ 第6章 「ゆっくり」な子どもの進路選択

【著者紹介】
本田秀夫 : 信州大学医学部子どものこころの発達医学教室教授・同附属病院子どものこころ診療部部長。長野県発達障がい情報・支援センターセンター長。特定非営利活動法人ネスト・ジャパン代表理事。精神科医。医学博士。1988年、東京大学医学部医学科を卒業。東京大学医学部附属病院、国立精神・神経センター武蔵病院を経て、1991年から横浜市総合リハビリテーションセンターで20年にわたり発達障害の臨床と研究に従事。2011年、山梨県立こころの発達総合支援センターの初代所長に就任。2023年より長野県発達障がい情報・支援センターセンター長。発達障害に関する学術論文多数。日本自閉症スペクトラム学会会長、日本児童青年精神医学会理事、日本自閉症協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • niisun

    本田先生の発達障害に関する本は4冊目。相変わらず、とても解りやすい語り口で、障害のある子どもたちやその親に寄り添う内容でした。内容的には近年注目度が高まる“発達障害”ではなく、忘れられがちな“知的障害”に焦点を当てています。“早期に”支援を受け始めることと、“ゆっくり”特性を見極めつつ寄り添いながら支援することが大切。うちは2歳から様々な窓口に相談してきたので“早期に”は大丈夫かなと思いますが、“ゆっくり”がなかなか難しい。今年は、普通級の授業の進度を気にすることはやめるのが自身に科している課題です。

  • 呼戯人

    本田さんの本は二冊目。この本は、発達障がいと併発しやすい知的障害についても詳しい説明を加えて、障がいを抱えた子どもたちをどう育てるかという問題を優しく解説している。本田さんの言いたいことは、「早期発見」と「ゆっくり育てる」の2点。乳幼児期の早い段階で障がいに気づき、それを様々な支援につなげ、ゆっくり安全安心を核にして子どもを守り育てる方法について説明している。無用な競争を避け、子どものペースで自己決定力と相談力を伸ばして自立につなげて行くそういう方針に深く納得した。

  • カッパ

    なんとなく諦める方向にいざなっていかれるので辛かった。でもどちらにしても高すぎる目標を押し付けられるのは辛いとは思う。「早期発見」と「早期治療」がだいじであり、でも、ゆっくりできることを無理せず身につける。親は期待するものだけどし過ぎ無いように律するということなのか?

  • chietaro

    知的障害と発達障害、片方だけ考えるのではなく、どっちもの考えが大切だと思いました。みんなが安心して学ぶことができるということはキーワードになると思います。早期の支援、ゆっくり歩調を合わせることは、大事だと感じます。ただ、進路の自己決定の難しさをかなり感じながら読みました。本人が支援を嫌がる場合は難しいですよね。

  • 鳩羽

    よく知られるようになった発達障害だけでなく、知的障害と合わせて障害の内容を整理する本。はやく気づいて、支援を行うことの大切さ。ゆっくり育てるための環境の整備。行政的な区分と必ずしも医療的な区分が一致しないことや、進学、就労についての見通しを自己決定で決めていけるようにすることなど参考になった。知能は悪化することもないけれど高くなることもないというのは、境界知能の子だけでなく、平均的な子にも当てはまりそう。マジョリティとして暮らせることの安心感は、落ち着いて社会生活を営むためには大事だと思った。

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