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子どもの発達障害 子育てで大切なこと、やってはいけないこと Sb新書

本田秀夫

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784815604615
ISBN 10 : 4815604614
Format
Books
Release Date
October/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ほかの子とは成長のペースが違う発達障害の子どもたち。定型発達の子どもに近づける必要はありませんし、その子なりのペースで大人になっていけばいいのです。育て方のポイントは3つ、「多数派に合わせない」「平均値に合わせない」「友達に合わせない」―本書では、幼児期から思春期にさしかかる時期までの育て方を解説します。臨床経験30年以上の児童精神科医が伝える「発達障害の子育て」の決定版!

目次 : 第1章 発達障害の子育てを考える8つのクイズ(小さなイチゴをもいだ子にどう声をかける?/ 電灯のスイッチをいたずらする子にどう声をかける? ほか)/ 第2章 あらためて、発達障害とは?(「発達障害」とは数種類の障害の総称/ 発達障害には「重複」や「強弱」がある ほか)/ 第3章 発達障害の子のほめ方・叱り方(発達障害の子のほめ方:キーワードは「下心」/ 発達障害の子の叱り方:キーワードは「本気」 ほか)/ 第4章 発達障害の子の暮らし方 場面別のポイント(生活スキル編/ 対人関係・勉強・学校編)/ 第5章 あらためて、発達障害の子の育て方とは?(「発達障害の子の育て方」とは/ 「早期発見・早期療育」が大事? ほか)

【著者紹介】
本田秀夫 : 信州大学医学部子どものこころの発達医学教室教授・同附属病院子どものこころ診療部部長、特定非営利活動法人ネスト・ジャパン代表理事。精神科医。医学博士。1988年、東京大学医学部医学科を卒業。東京大学附属病院、国立精神・神経センター武蔵病院を経て、横浜市総合リハビリテーションセンターで20年にわたり発達障害の臨床と研究に従事。発達障害に関する学術論文多数。英国で発行されている自閉症の学術専門誌『Autism』の編集委員。2011年、山梨県立こころの発達総合支援センターの初代所長に就任。2014年、信州大学医学部附属病院子どものこころ診療部部長。2018年より現職。日本自閉症スペクトラム学会常任理事、日本児童青年精神医学会理事、日本自閉症協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • あすなろ@no book, no life.

    僕はこの本を、我が子の子育てという側面と発達障害の子育てというものはどういうものなのか、そして蛇足的に子供に還っていくお袋とのやりとりという側面よりいろいろ考えながら読了した。子育て面メインでは、その子なりのペースでなりに適応出来る力を持てる子育てが肝要。その為、叱るなら親戚の子を預かっている程度に叱る、親が欲をかかない様にする、苦手な事は無理しない等。また、発達障害等症状があった場合、その上に二次障害が重なるという見方や子育てはギアチェンジが肝要という考え方等、気付かされた事や参考事象多き読書となった。

  • ちゅんさん

    子どもの発達障害について少し理解が深まった。大事なことは子どものペース、気持ちを大切にすること。これは発達障害に限らず大事なことだと思う。とりあえず私は宿題を出すのをやめることから始めたいと思います。

  • ぐっち

    子どもが発達障害かどうか、よりも、起きている事象に対してどう対応すればいいかの本。子供への期待値を高くしすぎない、親の都合を手放す、勉強よりも先に基本的な生活習慣を身に着けるなど、発達障害関係なく、全子どもに対していい働きかけに思える。障害(D)を除いて、AS、ADHと呼ぶのも好印象。障害ではなく少数派の種族というのもわかる気がする(少なくともうちはそういう一族)。

  • ta_chanko

    宿題は、百害あって、一利なし。子どもは一人ひとり特性が違う。標準化・平均化を求める教育では、特性の強い子どもは枠からはみ出してしまう。少子化がどんどん進む中、教育にかける予算を増額し、一人ひとりの特性に合わせた、より丁寧な対応ができないものか。それが、将来の日本の力にもつながるのだから。

  • 小鈴

    『学校の中の発達障害』と比べると子育て方法が具体的に書いてあるのでこちらの方を先に読むことをオススメします。「『親の都合』を手放して『子どもの都合』で子育てする」という子育て方法は実は発達障害の育児だけでなく定型児にも通用する話でしょう。偏食、友達と遊ばない、動画に夢中で夜遅くまで起きている子、宿題をやらない、運動場が苦手。。。あなたならどうしますか。目から鱗の回答ばかり。子どもをよくみて「標準」を緩める具体的な方法が書かれています。

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