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花丸先生、ありがとう

本田有明

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784338308151
ISBN 10 : 433830815X
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

小学校5年生の春。学校医(花丸先生)が健康診断のあとに落とした聴診器を、ぼくたち3人組が拾う。ぼく(神林祐樹)はすぐに先生に返そうと思うが、ウガくんこと宇賀神豪大がおもしろ半分にこれを持ち去る。翌日、ウガくんから「あげる」と聴診器を手渡されたぼくは、先生に返す勇気が出ないまま時間だけが過ぎってしまった。夏休み。ぼく、ウガくん、そしてカミーの3人は、森へ昆虫採集に出かけた。そこでぼくは思わぬけがをしてしまう。近くのクリニックに駆けこむと、そこはあの花丸先生のクリニックだった。思いがけない先生との再会だったが、温厚な花丸先生との語らいに、心をひらき、そして良心の呵責を覚える子どもたち。先生はひとことも叱ろうとせず、おまけに3人を「神様」とよぶのだった。先生との出会いを通して子どもたちはどのような心の変化と成長を遂げるのか。詩人、谷川俊太郎の詩を織り交ぜながら描かれる子どもたちと老医師との心の交流の物語。

【著者紹介】
本田有明 : 作家、エッセイスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ☆よいこ

    児童書。小学5年生の神林祐樹(カンちゃん)と宇賀神豪大(ウガくん)、立野カミーユ(カミー)は幼馴染三人組。第1部は春から夏休み、第2部は冬から春、ペットロスの話。校医の花丸先生との出会いで成長する子ども達の姿を描く。谷川俊太郎の詩がキーワード▽春の健康診断が終わり花丸先生が聴診器を落として帰った。拾ったウガくんは返さずにカンちゃんに押し付ける。夏休み三人で遊んで怪我をして偶然入ったクリニックは花丸先生の病院だった。花丸先生はいろんな話をしてくれる▽子どもを見守る大人の視線がいい。2025.9刊

  • コンチャン

    医師である花丸先生と3人の子どもたちとの交流を描いた心温まる物語です。YA作品なので、子どももちゃんと読むことができます。途中に出てくる谷川俊太郎さんの詩がとても響きますね。

  • 菱沼

    谷川俊太郎の詩の引用が効果的だった。どことなく懐かしさを感じる物語。悪く言えば、新鮮味がない。登場人物のひとりをハーフにする必然性はどこにあるのだろう。無論、今の小学校に日本ルーツでない子がいることは当たり前なのだけれど、日本人と青い目のフランス人との間には、青い目の子は生まれないと思う。青い目は遺伝的に劣性だったはずだから。感動要素てんこ盛りでちょっとお腹いっぱいになった。

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