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水辺の楽校(仮)

本田有明

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569785554
ISBN 10 : 4569785557
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
June/2016
Japan

Content Description

始業式の日、5年生の教室に6年生が入ってきたかとまちがえるくらい大きな男子、所一真くんがぼくのとなりの席になった。所くんは一週間もたたないうちに、クラスのみんなから「トトロ」と言われて、いじられるようになった。そんなある日、所くんが「水辺の楽校」という場所にぼくを誘ってくれた。

【著者紹介】
本田有明 : 作家、エッセイスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 杏子

    西日本読書感想画コンクール指定図書中学年向け。これが中学年の指定図書?と違和感。主人公は5年生、最後の場面では5年生が音楽で初めて習う曲『BELIEVE』が出てくる。内容も高学年の方がより理解できると思う。それが少し残念。水辺の楽校が本当にあることを初めて知った。自分の居場所を水辺の楽校に得て生き生きと活動するトトロ先生こと所くんはとてもいい。ピアノのレッスンのために指を怪我しないかヒヤヒヤしていた主人公のぼくもだんだん引かれていく。回りで手助けしてくれる大人たちもいい。最後はホロリと涙、いい話だった。

  • ももちゃん

    小学5年生の2人の男の子の友情とひと夏の成長。 人にはそれぞれ自分の居場所がある。その人の良さが現れる場所つまり実力を十分に発揮できる陣地。他の場所でうまくいかなくてもいい、自分の場所でしっかりと力をだせればそれでいい。人生とは自分の陣地を見つけることでその手助けをするのが大人の役目だ。この話にはそんな大人がいて、環境問題を軸に個性をテーマに話が展開する。

  • Ayano

    嵐のGUTS !が出てきてビックリ!

  • ピッコロ

    水辺の楽校って、本当にあるんですね。あとがきを読んで初めて知りました。自然の野生児のようなトコロくんとぼくが水辺の楽校を通して心を通わせるお話。学校ではみんなにいじられてるトコロくんだけど、自分が必要とさせる居場所があるって救われるなと思いました。主人公は5年生男子。夏休みにオススメの本です。

  • tamago

    面白かった。爽やかな涼やかな読後感。学校ではうまく活躍できず、大きな体からトトロ君と呼ばれてる男の子。その子が水辺の楽校ではイキイキとする。主人公はそんなトトロ君と友達になった男の子。うまくできないトトロ君に苛立つこともあるが、だんだんと尊敬の念も抱いていく。お父さんの「自分の居場所」という言葉が響いた。トトロ君も変に卑屈になることも偉ぶることもなく、素直でよかった。 最後の展開にはビックリしたけど、爽やかなお話だった。

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