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ロボット革命

本田幸夫

User Review :5.0
(1)

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784396113940
ISBN 10 : 4396113943
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人間はロボットをどう受け容れればよいのか?日本のロボット開発はどうあるべきか?自らロボット開発に携わる著者が考察する、ロボット社会の今!人との共存、開発競争、介護への応用…最前線から未来の姿を探る!

目次 : 第1章 グーグルとアマゾンはなぜロボットに投資するのか(グーグルに買収された日本のロボットベンチャー/ グーグルの狙いはどこにあるのか ほか)/ 第2章 日本のロボット技術は世界一か?―ソニーの挫折とパナソニックの挑戦(世界でもトップクラスだった日本のロボット技術/ 日本の得意分野「ティーチング・フィードバック」 ほか)/ 第3章 ロボットは人間を超えるか(すでにさまざまな場で活躍しているロボット/ ハンス・モラベックのパラドックス ほか)/ 第4章 ロボットは人間の仕事を奪うのか―「ロボット革命」の光と影(安倍首相が注力するロボット革命/ ロボット革命を成功させるためのポイント ほか)

【著者紹介】
本田幸夫 : 大阪工業大学教授。アルボット株式会社代表取締役。1956年大阪生まれ、神戸大学工学部卒。工学博士。日本電装(現・デンソー)、松下電器産業(現・パナソニック)を経て現職。松下電器ではモータ社CTO、マレーシア松下モータ経営責任者、本社R&D部門ロボット事業推進センター長などを歴任。グローバル視点で企業と大学の橋渡しをしながら生活支援サービスロボットの開発責任者を担当した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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日本は産業用ロボットで大きなシェアを持つ...

投稿日:2014/12/24 (水)

日本は産業用ロボットで大きなシェアを持つ。しかし、福島原発事故では「クインス」など活躍したものの、大局的には期待を裏切ったように見える。アシモやアイボは商売にならず、お掃除ロボットはアメリカの軍事ロボット企業に先を越された。何故、サービスロボットの実用化が進まないのか。日本におけるロボット開発の問題点など、大企業に在籍した著者の説明は良く解るように思う。専門用語はほとんど出てこないし、分量もほどほどで読みやすい。ロボット開発に興味がある一般読者にお薦めできます。

夜型 さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 5 よういち

    ロボット開発の現状と、人間とロボットの関りについて◆IT企業がロボット技術になぜ投資するかはさて置いて...ロボットは人間を超えてどうなっていくのかという部分が本当に恐い。◆福島原発事故以降、ヒューマノイド(人型ロボット)にしかできないことがあることが認識され、その開発が重要視されている。知能の面ではロボットが人間を追い越すのは間違いないようだ。発明家・カーツワイルはこれを『2045年問題』と呼ぶ。クラウドでつながったロボットはやがて合理的決断として極めて非合理的な人間を排除する可能性もある。

  • slowlifer

    ロボット技術の向上に終始すると技術の探究に留まるのみ。ロボットを活用し、生活を便利に、暮らしを快適に、介護を容易にするなど、ライフスタイル、ワーキングスタイルを変革するソリューションの提供が大事で、ロボットはそのための手段。「ロボットは使ってなんぼ」。そのために、ロボットパーキングの設置、人員配置の再考、規制緩和、特区、補助金、自治体での購入などの策を講じて、ロボットと人が共生できる街づくりが必要かと。技術で勝って、事業化で負ける日本。CTOとCEOを分離し、多くの意見を取り入れマーケット化が必要。

  • たー

    著者がロボットの現状と未来をどう捉えているかはよく分かったが、なぜグーグルとアマゾンが投資するのかについては深くは触れられていない。

  • 珈琲は深煎りで

    ロボットのこれまでとこれからについてわかりやすくまとめた良書。自動運転に僕はかなり期待をしているんだけど、実際に使用できるようになったときの具体的な問題まで考えていなくて、その部分に関してアメリカは既に議論が始まっているというのがなかなかショッキングだった。たとえば、家族4人で乗車しているときに事故に遭ったとして、自動運転車がハンドルをどちらに切るかで運転席、助手席、後部座席の生存率が変わったとする。その場合に、システムにどのような価値判断基準をもたせなければいけないのか等々。非常に勉強にもなる本だ。

  • anco

    ロボット開発の現状と問題点、そして展望があらゆる角度からわかりやすく説明されていました。日本企業が開発したロボットを商品化できない理由は、開発が技術者の自己満足になってしまっていること、一般市民がイメージできないこと、そして要求される絶対安全。ロボット革命を成功させる鍵は、一般市民の意見を聞きながら、日本の社会でロボットを使ったら便利になる場面と、そのソリューションを見つけること。超高齢化社会の問題を解決する力、そして日本が世界に向けて発信するイノベーションとして、ロボット革命が成功すればと思いました。

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