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子どもが忌避される時代 なぜ子どもは生まれにくくなったのか

本田和子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784788510760
ISBN 10 : 4788510766
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2007
Japan

Content Description

かつて、来日外国人を驚かせた日本人の「子どもに対する優しさ」。それが今は…。子育てがリスクと考えられるようになった原因を、「子ども感」「子ども・大人関係」の変容として歴史的に跡づけ、対策を提言する。

【著者紹介】
本田和子 : 1931年、新潟県に生まれる。お茶の水女子大学卒業。同大学助教授、教授、学長を経て、お茶の水女子大学名誉教授。専門は子ども学・子ども史・子ども文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン

    イイネ!を100回ぐらい押したい!!かねてより婚姻制度、戸籍制度は明治政府の富国強兵に都合のいいでっちあげシステムだと思っていたけど、システムと本能のなせるわざのギャップ、それがここにきて子どもを忌避する流れになってしまったのだな、と超・納得。『子どもについて、公共性を持った存在としての子どもの意義を回復させることの必要性』これにつきるのではないか、と。子どもは自分のものじゃないんだよ、みんなのものなんだよ。そう思わないと、きっと育てていけないものなんだよ。みんなで育てるというシステムが必須。

  • かりん

    3:全体的に大仰で装飾過剰だなぁ。とはいえ、子どもを個として認めることが、逆に子育てを重くするとは驚き。子どもに付託される意義が「家」から「その子自身」のためへ→「跡継ぎさえ産めばよい」から「競争市場の勝利者に育てる」へ→責任が重く長く。子育ては他者に捧げるサービス。家電が「専業主婦」を「専業母」にした。子どもが「恐ろしい」。

  • 三角州の本読み

    各章ごとの独立したテーマでさらに掘り下げて書いたらもっと面白くなりそう。住環境と子供の疎外など興味深かった。

  • よ〜こ

    激しく読むのに疲れた。でも最後まで読んだのは内容は面白かったからだ。文章に問題があると思えないのだが、何故か読み難い。書いてあることは面白いのに。大仰な文章だからだろうか。「少子化」に対する浮足立った馬鹿げた反応がどこから来るのか、皆が「だいたいそうだろう」と思うだけで整理していないことを「女性」を離れて「子供とは」から見ることで非常にスッキリとまとめられている。ここまで判明しているのに、「じゃあ次は」がやはり出ないのが少子化の本当の問題だが、感情的なまま解決されない予想しか出ない。

  • Jadee

    仕事の都合上再々読。実に正論、さすが本田先生。このままだと万策尽き果てる前に、日本国が消滅する

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