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おれはケッコンした ポプラ物語館

本田久作

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784591183960
ISBN 10 : 4591183963
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

******************

おれは教室で「ウンコ!」とさけんだ。
そしたら、クラスの女子と結婚することになった。
なんでだ?
だれか、おれに教えてくれ。

******************

小学三年生のすばるは、絵をかくのが好きだ。
ある日、クラスメートの鈴木が黒板にヘンな絵をかいた。すばるにからんでくる鈴木と言い合いになっているところに、教室に入ってきた川崎さんは、その絵をかいたのがすばるだとかんちがいして‥‥。
はずかしいキモチ、好きってキモチ、ひとのキモチについて考える男の子の成長物語。


【もくじ】
1 おれはドクロの絵をかいた
2 鈴木がおしりのあなの絵をかいた
3 おれはウンコ魔神の絵をかいた
4 鈴木があいあいガサをかいた
5 おれは女の子の顔の絵をかいた
6 川崎がおれの絵をあてた
7 おれも川崎の絵をあてた
あとがき

【著者紹介】
本田久作 : 1960年大阪府生まれ。落語作家・小説家・ライターとして、幅広い分野で活躍中。落語協会新作落語台本募集優秀賞に「幽霊蕎麦」、国立演芸場台本募集佳作入選に浪曲「竜田川歌相撲」など受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ☆よいこ

    おれはシリーズA小3の鈴木すばるは絵を描くのが好き。クラスのバカ鈴木がやらかすので止めると、なんでかすばるが悪者になる。女子に責められすばるは意地になって焦る▽「『すばるくんの絵、好き』って言ったんでしょ?それって『すばるくんのこと、好き』ってことだよ」「結婚できるってことは、結婚するって言ったのと同じだも〜ん」▽小学生男子のわちゃわちゃ日常系。女子もしっかりしてそうに見えてすぐ泣くし、言った言わないの応酬にめまいがしそう。先生の冷静な態度が正しい。アホだけど素直でかわいい(親目線)2024.12刊

  • ほんわか・かめ

    オトコオンナと揶揄われている女子を庇うため、「おれは(そいつと)結婚できる!」と言うと、クラスメイトたちが勝手に「結婚したい(くらいに好き)」→「(二人は)結婚した」と変換しひやかし始める。言葉の一部分だけ、行動の一部分だけを切り取ってしまうのは小学生あるある。訂正できるほどの語彙力もない。にしてもほどがあるよ。これじゃ学校生活も大変だ。学校での出来事を3人の姉たちに相談するのはいいけど、回答がやっぱりちょっとズレてる。まあ、前作で弟にスカートはかせて学校に行かせた姉たちだからねー。

  • まーたろ

    これは本当にとっても面白かった!!!豊田すばる(小3)の日常のあれやこれやがすばるの一人称で語られる。全ふりがな付き。タイトルからSDGsな内容を想像していたがむしろジェットコースター小説。会話のテンポも素晴らしいし、無駄のないスピーディなストーリー展開も自然で引っかかるところがなくどんどん読める。すばるの言いたいことがみんなに伝わると良いのに!と手に汗握って応援した。豊田すばるに川崎さん日野さんやなせくん光岡先生いすずお姉ちゃん、、よく考えたら著者がそもそも本田さんだった!

  • ammytanka

    なかなか新しい味わいの本だと感じた。ムカつく同級生がマジでムカつく感じで書かれてて、嫌んなって読むのやめようかと思ったw いや、同級生がムカつくというより、相手に話の通じないもどかしさが辛いみたいな感じかな。 登場人物が一人ひとり(何だかんだで)魅力を持っていて、そこがいいと思う。豊田、鈴木、日野あたりが中心の話だけどラストは豊田と川崎さんのラブストーリーになる。今気づいたけど名前の由来が自動車メーカーだな。 光岡先生の図工についての着眼点もいろいろ面白かった。 うまく言えないが色んな魅力がつまった話。

  • gero

    ウンコ連呼、おしりの穴、叫ぶアホ、相合傘、ケッコン、尻ふりダンス、学校大便罪、暴君の姉…クソガキ感が素晴らしいです。作者は落語作家らしいのですが「ケッコンできる」がいつの間にか「ケッコンした」になる下りや大怪獣ウンコザウルスレックスの下りなど様々な団子理屈が駆使されていて言葉を愛してるのが伝わってきます。

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