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教養としての「世界史」の読み方 Php文庫

本村凌二

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569903941
ISBN 10 : 4569903940
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
April/2024
Japan

Content Description

「歴史に学ぶ」とはどういうことか?「教養」を身につけるための七つの視点。「四大文明」が通用するのは日本人だけ。国際社会における「教養」とは「古典」と「世界史」である。

目次 : 序章 「歴史に学ぶ」とは何か?―愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ/ 第1章 文明はなぜ大河の畔から発祥したのか―文明の発達から都市国家と民主政の誕生まで/ 第2章 ローマとの比較で見えてくる世界―ローマはなぜ興隆し、そして滅びたのか/ 第3章 世界では同じことが「同時」に起こる―漢帝国とローマ帝国、孔子と釈迦/ 第4章 なぜ人は大移動するのか―ゲルマン民族、モンゴル帝国、大航海時代から難民問題まで/ 第5章 宗教を抜きに歴史は語れない―一神教はなぜ生まれたのか/ 第6章 共和政から日本と西洋の違いがわかる―なぜローマは「共和政」を目指したのか/ 第7章 すべての歴史は「現代史」である―「今」を知るために歴史を学ぶ

【著者紹介】
本村凌二 : 東京大学名誉教授。博士(文学)。1947年、熊本県に生まれる。1973年、一橋大学社会学部卒業。1980年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。東京大学教養学部教授、同大学院総合文化研究科教授を経て、2014年4月から2018年3月まで早稲田大学国際教養学部特任教授。専門は古代ローマ史。『薄闇のローマ世界』でサントリー学芸賞、『馬の世界史』でJRA賞馬事文化賞、一連の業績にて地中海学会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • むた

    面白かった。特にローマ帝国を中心としたヨーロッパの歴史について分かりやすく書かれている。一言で世界史と言っても当然現代の経済や地政学とも深く関わりがあって、単語や何年に起こった、とか覚えるだけの勉強じゃ意味ないよなと改めて思った。「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」。

  • takakomama

    第3章「世界では同じことが「同時」に起こる」は少し強引なようにも感じますが、ひとつの国だけでなく、周りの状況まで含めて俯瞰すれば、もっと歴史を理解できると思いました。大学の社会人講座で学んで、年代順の出来事の他に他国から受けた影響など、横のつながりも知りたくなりました。

  • まさにい

    歴史の学び方を歴史的事実に基づきながら教えてくれる本でした。長く歴史を教授してきた筆者ならではの視点がためになった。

  • ともブン

    言葉に力が無いことが悩みで、それはやはり素養が無いからだろう、と苦しみの中で目に入った本書。ビスマルクの言葉『愚者は(自らの)経験(だけ)から学び…』、の言葉が突き刺さる。古代ローマ史の研究者である著者が文明、政治、哲学、宗教、地政など広い視点から世界の歴史を教えてくれ、また、これから起こる未来へ警鐘を鳴らす。 読者へ知見を授け、かつ「これからどうしなければならない?どうしたい?」と考えさせる。そしてその答えはきっと過去のどこかで起きているのだろう。

  • Mark X Japan

    世界史を学ぶ意義や大切さがよく分かる一冊です。教科書には載っていないが、根本的で大事なことも多いです。高校生が読めば、世界史を前向きに学ぶようになると思います。☆:4.5

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