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出稼ぎの時代から

本木勝利

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784784524303
ISBN 10 : 4784524304
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

 高度成長期只中の1966年11月、山深い山形県西置賜郡白鷹町から20歳の本木勝利は仲間とともに出稼ぎに出た。行き先は川崎市北部の工事現場。前年に出稼ぎで買ったカメラを手に、過酷な仕事の合間を縫って劣悪な飯場とそこで生きる人々を活写した。そのスライドが時を経て発見されてDVDに復元され、半世紀にわたって国の政策に翻弄される農民とむらの変容を伝える映画になって大きな反響をもたらした。
 「出稼ぎ」とはなんだったのか。本書は、映像にできなかった証言やその後に寄せられた資料、時代背景を纏め上げ、地方からの出稼ぎ労働が戦後の高度成長を支えた「出稼ぎの時代」を描き出す。

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Book Meter Reviews

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  • Go Extreme

    本当に豊かになれたのか 農民の声をどう扱ったのか 外国人技能実習生との重なり 冬の間も百姓でいたい 出稼ぎとは何だったのか 災害ゼロの宣伝と泣き寝入り プライバシーのない飯場生活 給料から天引きされる食費 白鷹の農民がインフラ整備 都市の豊かさと地方の疲弊 当事者がカメラで記録 半世紀前のスライドが映画化 出稼ぎの村が受け入れ側に 一方通行から交流関係へ 過去から未来を学ぶ 百姓としての誇り 強制的な減反政策 村から人が消える負の側面 忘れられた記憶の力 低収入と不安定さの構造 食と農の民主主義

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