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ウマは走る ヒトはコケる 歩く・飛ぶ・泳ぐ生物学 中公新書

本川達雄

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784121027900
ISBN 10 : 4121027906
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

背骨と手足を得て、脊椎動物は速く長距離を行けるようになった。走る、泳ぐ、飛ぶとやり方は異なるが、動物それぞれが速い動きを可能にする体のデザインを持っている。ヒトはコケつつ歩くが、これがめっぽう効率が良くて速い。なぜ? 鶏の胸肉はササミよりも3倍も大きい。なぜ? 渡り鳥が無着陸で何千qも飛べる。なぜ? 魚やイルカには顎がない。なぜ? 皆、納得のいく理由がある。動くための驚きの知恵が満載の本!

【著者紹介】
本川達雄 : 1948年宮城県生まれ。東京大学理学部卒業。同大学助手、琉球大学助教授、デューク大学客員助教授を経て、1991年より東京工業大学教授。2013年定年退職。東京工業大学名誉教授。専攻・動物生理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • うえぽん

    ウニ等棘皮動物の研究者が、教科書編纂の経験を元に、移動に係る様々な生物のデザインを紹介した力作。馬などの歩行・緩行・疾走時のモードの違いはエネルギー効率性の観点から説明。熱気泡の上昇気流や高度別の速度勾配を活用して極めて効率的に滑翔するコンドルやアホウドリ。息継ぎ頻度を気にするスイマーとしては羨ましい、口を開けて泳ぐことでエラに水を供給して呼吸できるマグロ。ウニとヒトの移動は、倒立振り子で、コケつつ歩く省エネ移動として共通点があるとの指摘。血合いなど魚の筋肉の違いの説明は、今後の調理時の楽しみに繋がる。

  • そうたそ

    ★★☆☆☆ 名著「ゾウの時間 ネズミの時間」の著者による新作。動物の走る、泳ぐ、飛ぶという行為について生物学的にしっかりと解説された良著なのだろうとは思うが、生物学に興味がなければ辛いかも。「ゾウの時間〜」ほど門戸の広い中身ではないように思った。もちろん、この分野に興味ある人なら三部作の完結編として読むに値する一冊だろう。

  • たかぴ

    ヒトの歩くと走るの力学の違いが事細かに説明されててそれだけでも充分面白い。飛行と泳ぐ違いも刺激がある。ただし、この本に出てくる計算式までは私は読み込めません。それでも最後まで興味を惹かれるんだからよっぽど上手く書かれてるんだろう。

  • やす

    動物の動きについて。すごく面白かった。

  • DEN2RO

    動物とは動く物。生物の移動の仕方を研究した成果を移動手段ごとに概説しています。全11章の内、歩く・走るに3章、泳ぐに1章、飛ぶに3章、筆者の専門のウニの歩行に1章です。生物の理解に物理の知識が必要なのには閉口しましたが、なるほどと思いつつ通読できました。

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